今回は「はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD」のメインとなるゲームモードであるアーケードモードを紹介しよう。

　アーケードモードは大きく4つのパートから構成されており，最初にプレイできるAct1は東日本新人王トーナメントから始まるぞ。一歩の初戦の相手は，八戸拳闘会所属のジェイソン尾妻（オズマ）。

　黒人特有の驚異的なパワーとスタミナが生み出す，回転の速いフックの連打は要注意だ。

　ゲームではさらにボディーブローの連打を頻繁に繰り出してくるので，まともに食らっているとあっという間に体力を奪われてしまうぞ。

　接近戦が主体となる一歩は，とにかく相手に近づかないことにはなかなか攻撃することはできない。

　しかし，うかつに懐に飛び込むとフックの洗礼を浴びてしまう。そこで重要となるのが，ダッキングやスウェーなどといった防御テクニックだ。

■相手のパンチをスウェーなどの防御テクニックを駆使してかわしていく。パンチを当てる以上に，ダメージを食らわないように試合を進めるのが重要なのだ。

■相手の隙を見てボディーブロー。前作ではアッパーは顔面からボディまでをカバーしていたが，今作から顔面とボディは打ち分けが必要になったぞ。

　「はじめの一歩2 VICTORIOUS ROAD」では，ジャブやストレート，左右のフックは，各ボタンに割り振られており，アッパーはそれらのボタンをR/Lキーを同時に押すことで繰り出すことが可能だ。

　そして，防御の要となるダッキングやスウェーなどもアナログスティックによる直感的な操作で簡単に繰り出すことができるようになっているぞ。

　このあたりは前作から変わっておらず，前作をプレイした人には馴染み深く，また，初めてプレイする人でもすぐに操作を覚えられずはずだ。

　まずはダッシュで近づき，インファイトの距離になったら攻撃開始。真っ向からの打ち合いは極力避け，フックをダッキングでかわしつつボディにパンチを連打してスタミナを奪っていこう。

　そして，チャンスがきたら一気にスパート！　この段階で唯一使用できるジョフレアッパーを有効に使いつつ，尾妻をKOするのだ。

■尾妻の顔面に一歩の強打が炸裂！　ジャブとはいえ一歩のパンチは破壊力抜群なのだ。

■見事KOで勝利を収めたぞ。しかしまだ戦いは始まったばかり。この勢いでライバルたちを倒していくのだ。