突撃レポート 第一回 P.2
今度は,ちょっと買い物に来ている人に話を聞いてみましょうか。
プチ信「こんにちは,お買い物ですか?」
3人組「いえ,競りと富くじ目当てで来ました。あまりお金がないので高いものは買えませんから」
プチ信「お,何かいいものを競り落とせましたか?」
3人組「競りも手が出るものがなくて……」
プチ信「おやおや」
3人組「でも,富くじで帯をゲットしました(^^)
プチ信「今装備しているのがそうですね? よかったですねえ。」
3人組「プチ信さんも,ご一緒に見て回りませんか?」
プチ信「あはは,嬉しいのですがお仕事中なので」
3人組「そうですか,お仕事頑張ってくださいね」
プチ信「ありがとう」
物を買いに来るだけでなく,同時に行われている,競りや富くじ目当てで来る人もいるんですねえ。
あとで,時間あったら,そっちにも行ってみましょうか。
このかたは,武器をたくさん売ってますね。
プチ信「すいません,ちょっとよろしいですか」
鍛冶屋「はい。あ,お客さんです,しばしお待ちを」
プチ信「はい」
待つことしばし
鍛冶屋「お待たせしました」
プチ信「商売繁盛ですねえ」
鍛冶屋「はい,本日も大変売れております」
プチ信「ほぉ,売れ筋はなんでしょう?」
鍛冶屋「今は,小太刀と大鎧ですね」
プチ信「ほお,やぱりこれもお買い得なお値段で?」
鍛冶屋「はい,庶民価格にこだわって出来るだけ安く販売してます。」
プチ信「おお,私のような貧乏侍にはありがたいですね」
鍛冶屋「みなさんになるべく安く装備を提供しようと鍛冶屋を始めました(^^)
プチ信「素晴らしい心意気ですね。これからもどうか頑張ってください」
■美濃から来た3人組。真ん中の人が三蔵で,後ろの二人が悟空と猪八戒だそうな。。
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■手ごろな価格の手ごろな武器はよく売れるようですね。 |
おっと,みなさんに話を聞いていたら,もう市も終わりみたいですね。主催者さんの締めのかけ声が流れてますね。
じゃあ,最後に主催者さんに話をお伺いさせていただきましょう。
プチ信「お疲れさまです。毎週市を開くのって大変そうですね」
主催者「そうですね,子供もいるのに嫁さんにまかせっきりですから(^^)
プチ信「あはは,怒られませんか?」
主催者「でも,期待して来てくださるみなさんに応えたいですからね」
プチ信「本当にたくさんの方がいらしてますものね。今日もみんなの楽しもうって気持ちが伝わってきました」
主催者「場所も時間もいいですからね,この市は」
プチ信「しかもみんな自由にやっていますよね」
主催者「あまり規制はしないようにしています。あれやこれや仕切っても中途半端になってしまうので,裏方に徹しているんです。イベント中は何かあったときのために待機しているのと終了のかけ声,そして日々の宣伝だけですね。競りや富くじも同時に行われていますが,あれは私は関与していませんしね。それに私には考えつかない企画です。すばらしいですよ」
プチ信「地道な努力のたまものですね。宣伝は全国をまわるのですか?」
主催者「一週間かけて全国を走っていますよ。7割くらいは達成できていますね。開催中は逆に暇なくらいです」
プチ信「そうなんですか?」
主催者「人が集まりすぎてサーバーダウンしてしまったときに,対策がとれるようにいるだけなので,売り物も食べ物だけです」
プチ信「回線に負荷がかかって落ちてしまった場合は,どうするんです?」
主催者「復帰できた人から順次,町を出てもらうしかないですね。もっとも,私も落とされてしますと思うので,どこまで対処できるか(^^;)
プチ信「そもそも,市をやろうと思ったのは,どうしてなんですか?」
主催者「もとは,信onプレスの呼びかけで開かれた市が始まりでした。その後,他の方が美濃で開いたりされて,私も岡崎で開催したんです。信長はなんでもかんでも出来てしまわない不便なところが,逆にこういうイベント向きなのだと思いますね。
他のMMORPGでは,バザーシステムやオークションシステムのおかげで,いつのまにか売買が成立してしまっていますからね。それでは,こういったイベントはうまくいかないでしょう」
プチ信「信長の必ずコミュニケーションを通じて売買するというシステムに,こうしたイベントがマッチしたんですね。どうぞ,これからもがんばって市を盛り上げていってください」
主催者「はい,がんばります」
主催者さんはβテストから信長をプレイされている人で,このあと,長々と信on談義となってしまったので割愛させていただきますが,βからの信長の変遷と現状,そしてこれからの展望といったなかなかディープなお話が出来て非常に楽しい時をすごさせていただきました。
ふと,気づいたら,周りは我々だけ。祭りの後とはいえ,ちょっと寂しいですね。でも,いかにも,ああ,イベントがあったのだなあ,という感じでした。
こうしたプレイヤー主催のイベントは楽しいですよね。こうしたイベントがあちこちで開かれているというのは,MMORPGの楽しみ方を本当にみなさんよくわかっていらっしゃると感じました。
途中,「対人戦の模擬戦をやっているので見に来て〜」という対話も戴いたのですが,時間の関係でお伺いできなかったのが残念です。機会があれば,次にはお伺いしたいものです。
さて,次回はどこに行ってみようかな。
※イベント中,取材にご協力いただきましたみなさま,そして励ましの対話を入れてくださいましたみなさま,ありがとうございました。対話いただいた方すべてにお返事できず,失礼いたしました。また,プライバシー保守のため,お話を聞かせていただいたみなさまのキャラクターネームはすべて伏せさせていただきました。あくまで個人という立場でプレイされているみなさまですので,このようにさせていただきました。ご了解くださいますよう,何卒よろしくお願いいたします。(ぷち信)
次回へつづく……
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