【U.M.N】
ウーヌス・ムンドゥス・ネットワークの略で,星系間を空間歪曲航法(=ワープ)によって結ぶことを指す。ヴェクターは独自のU.M.Nを築き上げることで,軍事と通信のネットワークを掌握し,星団連邦が無視できないほどの勢力に成長したという背景がある。 |
【星団連邦】
あらゆる星系に散らばった人類が作り上げた統一機構。枢機院と呼ばれる管理機構が統治し,U.M.N.や惑星開発技術などを必要に応じて提供してきた。逆に,星団連邦に属さなければこれらの益を受けられなくなり,人類にとって絶対の存在であるとも言える。 |
【巡礼船団 グノーシス 】
人類居住区のあらゆる場所で戦端を開いているが,その詳細は未だ知られていない。生物としては規格外の存在だが,それが異星人であるのかさえわからないのが現状である。戦闘で白亜に輝く巨大宇宙船型の物体をよく見ることから,“巡礼船団”の異名をとる。 |
【ヴェクター】
総帥ヴィルヘルムを中心に,U.M.Nを構築して,軍事と通信の分野を掌握した巨大コングロマリット(=複合企業)。星団連邦に属しながらも,その発言力,影響力は単なる一企業を遙かに上回り,新たな勢力を形成しつつある。主人公はこの組織に属している。 |
【レアリエン】
ヴェクターが創り出した,人に使役するための合成人間。この技術の発達のおかげで,純粋な機械部品だけによる兵器,ロボット,アンドロイドといった類は減少の一途をたどっている。このレアリエンがどのような存在として作中に描かれるかは,未だ不明。 |
【A.G.W.S】
Anti Gnosis Weapon Systemの略で,通称“エイグス”と呼ばれる戦闘兵器。レアリエンと同じく,ヴェクターによって研究・開発が行われている。神出鬼没のグノーシスに対抗するため,従来の兵器より小型化と機動力向上を追求した。人型以外の形態もある。 |
【KOS-MOS】
A.G.W.Sと同じく,対グノーシス用にヴェクターが開発した戦闘兵器。A.G.W.Sとの大きな違いは,人間と酷似した外観を持ち,疑似人格を備えていると言うこと。なお,KOS-MOSの名前自体は対グノーシス用の戦闘兵器の総称で,本編に登場するKOS-MOSの名ではない。 |