作品解説
現在より幾千年の未来−−ある理由によって地球圏を放棄した人類は“枢機院(すうきいん)”という管理機構のもと,宇宙に約50万の惑星国家からなる“星団連邦”を形成した。 だが,膨張を続ける人類に,謎の勢力が立ちはだかる。“巡礼船団<グノーシス>”と呼ばれるその勢力は,生物と機械を融合させたような戦闘端末で,人類に激しい敵対行動をとってきた。
そんな中,船団連邦内部に軍事と通信を掌握した“ヴェクター”という勢力が誕生する。グノーシスへの有効な対抗兵器を有するその組織は,日増しに影響力を増大させていった……。
「スペースオペラ」は一般に「宇宙活劇」と訳される。「ゼノサーガ」はこのジャンルのゲームであると明言されており,多分にSF(Science
Fiction)的な要素が物語にからむのは間違いだろう。
このページに掲載している写真を見れば分かるように,戦艦内を舞台にするシーンも多くありそうだ。宇宙戦艦がワープアウトする様などは,まさにSF作品の醍醐味といえるだろう。 なお,同ジャンルを代表する作品として,小説では「レンズマン」,「キャプテンフューチャー」,映画では「スタートレック」などが挙げられる。
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