「ベルアイル」オープンβテスト本日開始につきインタビュー敢行（3/3 ページ）

チーム「#8」（ナンバーエイト）プロジェクトリリース第2弾となる、 DNA継承型MMORPG「ベルアイル」のオープンβテストが本日3月25日の18時よりスタートした。そんな忙しい時期にプロデューサーの柿添氏とリードゲームマスター栗原氏にインタビューしてきた。

[加藤亘，ITmedia]

いろいろ疑問を聞いてみた

　老衰などはあるんですか？――「この世界では加齢による死は存在しません。ただし、自分でやめることができる。ゲームに入るとキャラクタースロットというものがあり、2キャラ分（自分とその継承者）までは保持できるが、３人目は消去しないといけない。

子供が大きくなり、自分のキャラとして使用できるようになった際に、どれかを選んで消さなくてはならないんです」

　非常に強いが腰が悪いという世代と、若くバランスのいいキャラがいれば、攻略方法は変化する。キャラの切り替えはログインした際に選択できる。

　国家への貢献のメリットは？――「仕官をすることで給料がもらえます。国全体が発展するとお店が増えたり売るものが増えたり、生産で作れるものも増えます。今後はたくさん貢献すると称号が貰えるなどの報償システムも考えています。さらには、国家に貢献してミッション等をクリアーしていけば、地位が上昇して給料がもらえる額も増えますし、よりハイリスク・ハイリターンなミッションを受けられるようになったりもします。」

　仕官しないとダメですか？――「絶対する必要はないですが、多分破産します（笑）。銀行が有料だったりと制限があるため、仕官してある程度生活できるようにならないと無理でしょう。ただし、仕官した国は変更可能です。いわゆる脱藩ってやつですね」

　発展に偏りが発生しないのか？――「もちろん発展した街へ人が流れるでしょう。ただし、発展し人が増えると周囲の資源が枯渇していきます。その時点で出稼ぎというわけではないですが、人間の移動が起こるわけです。あとはイベントなどで」

正式サービス開始を見据えて

　ウェブブラウザでページへ行き、自分のIDとパスワードを入れると状態を見ることができる「アウトオブゲーム」は４月中に実装予定。本拠地を設定していれば、宿屋にてログアウト時にスキル育成の指示が可能となり、ログアウトしている間でも、両手剣を育てたりといったスキル育成の指示や確認を、会社のPCのブラウザや、携帯にて可能となる。ゲームに入らなくてもメールを送受信でき、狩りの約束なども思いのままである。

　柿添氏は「今回のオープンβテストでは、子供の成長と能力継承を体験してもらいたいんです。すぐに楽しんでもらえるように、国家レベルもある程度発展してるし、レシピもいっぱい用意している。正式サービスの際は国家レベルは元に戻りますが……」とあくまでも今回は遊びやすさと本作の魅力の体験を強調している。

　「クローズドβテストの際に指摘があった、デモニカ襲来イベントも早いタイミングで行われます。さらに派手に、さらにおどろおどろしく演出面での強化も行ってますので期待してください」と栗原氏。正式版で結婚も実装された暁には、結婚式サポートとして、GMが牧師をやる予定だと明かした。

　ゼロからスタートした人も路頭に迷わないよう、チュートリアルの改善、餓死の改善（食料カバンの導入）、初期武器の改善など、“はじめて”に優しい仕様になっている。魔法についても魔術触媒紙がないと魔法が撃てなかったのが、LV1の低い魔法に限ってはペーパーレスで発動するようになっている。地球にも優しい。

動作環境

対応OS	Microsoft Windows 2000/XP

(C)Developed by HEADLOCK Inc./ORG Corporation.
Published by BB Serve Inc.
※画面は開発中のものです。