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ロビー・バック氏「Xboxはトップコンソールだ」E3 2005 Xbox Briefing(2/2 ページ)

E3開催を目前に控えた5月16日(米国時間)、MicrosoftはロサンゼルスのShrine Auditoriumにおいて、プレス向けイベント「Xbox Briefing」を開催。北米市場での現世代Xboxの好調なセールスや、次世代ゲーム機「Xbox 360」の詳細などについて発表が行われた。

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Xbox 360のXboxとの互換性は必然だった?

 Xbox向けタイトルの紹介を受ける形でロビー・バック氏から発表されたのが、次世代機であるXbox 360での「Backward Compatible」、つまり現行Xboxとの互換性である。

 昨年来からのXboxの好調なセールスは今後も続くことが予想されるため、こうした状況の中で次世代機である「Xbox 360」を発売することは、非常に大きなリスクを抱えることになる。しかし、Xboxとの互換性が実現されていれば、現世代のセールスを維持しつつ、次世代機への移行を促せることとなる。

 過去の様々なゲームコンソールを見ても、上位互換性がいかに重要な意味を持っているか、容易に想像できる。

 そう考えると、これまでXbox 360の上位互換性について全くと言っていいほど語られなかったものの、Microsoftとしてはおそらく、かなりプライオリティの高い条件として考えていたと思われる。

 もちろんそれは、MicrosoftだけでなくXboxユーザーも同じだ。事実、Xboxとの互換性について発表されると同時に、ブリーフィング会場では割れんばかりの大歓声が巻き起こった。

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正式に発表された、Xbox 360の上位互換性。完全互換ではないようだが、おそらく大多数のソフトが動作すると思われる

 ただし、この互換性は完全なものではないようだ。具体的にどの程度の互換性が実現されているかという詳細な発表はなかったものの、「Xbox向けベストセラータイトルとの互換性を保持している」という発表内容から、100%の互換性が実現されているわけではないことが想像できる。

 もちろん、ハードウェアのアーキテクチャが異なるため、完全な互換性を実現するのはほぼ不可能に近く、しかたのないことだ。とはいえ、ある程度の目処がなければ互換性について発表することはないはずで、おそらくかなりのレベルでの互換性が実現されていると考えていいだろう。

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互換性の話をきっかけに、次世代機であるXbox 360の話題へとつながっていった

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