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第1回 がんばれイエロンひと夏の「童話王国」ホームステイ(2/4 ページ)

いよいよ始まりました、素敵な王国でのホームステイ。不慣れなせいでちょこちょこと思い違いとかミスとかを引き起こしながらも、楽しく王国生活を始められたようです。どうか生暖かい目で見守ってあげてください。

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オンラインプレーヤーに初遭遇!

 最初のダンジョン。ここで早くもオンラインのプレーヤーに遭遇することになる。名前は仮にTさんとしておこう。ダンジョン内でひときわ人間的な動きをしているキャラクターがいるので「ひょっとしたら……」と思った。

 試しに挨拶をしてみると挨拶が返ってきた。「おお」と思わず打ち込んでしまったわけだが、先方も「おお」と思ったらしく似たような反応。聞けばまさに今始めたばかりだと言う。そうか。そりゃそうか。最初の装備品が置いてあるダンジョンにいるのだから、状況は同じはずである。

 ここで私は「おやっ?」と思った。Tさんの名前はひらがなで表示されている。「名前にひらがなって使えるんですね」「そうみたいです」というような会話。そう。私はここでまたも思い込みで行動していた自分に気付かされた。最初の入力項目には「名前」と「愛称」があるので、てっきり「名前」はローマ字必須なのかと思っていた。しかし実際はかな入力もOKだったのだ。自身の名前を変えたい衝動に駆られつつも「でもこれで始めちゃったし、まあいっか、しばらくこれでいくか」と気楽に考えることにした。

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武器と防具を装備。ビジュアルがガラッと変化
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つ、ついに自分以外のプレーヤーと出会いましたっ

マイ幻獣「イエロン」との出会い

 筆者とTさんが会話をしていたのは、ちょうどTさんが幻獣を入手し終わり筆者がこれから幻獣を入手するという地点だった。「今から幻獣取ってきまーす」「はーい」などと会話を取り交わし単身奥へと進むcobracchi(愛称はコブラ)。

 Tさんはテントウムシのような幻獣を入手していたが、はてさて筆者の幻獣さんはどんな輩か……とドキドキしながら宝箱を開けてみたところ、出てきたのは黄色い「ゼリー」。人は見かけによらないというが、正直この幻獣が強いとは到底思えなかった。「これかよ……」と一瞬の落胆。しかし「手のかかる子ほどかわいい」的な親心が働いたのか、何だか愛着は芽ばえた。

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黄色いゼリーを従えるcobracchiさん

 ダンジョンを出ようとするとまたもやTさんに遭遇。「いやあどうもどうも」なんてな感じで会話しつつ2人して気になったのは、自分の持っている幻獣に「わたしの幻獣」という名前がついているということ。マイコンピュータとかマイドキュメントみたいなものか。

 しかしこれでは締まりがない。というか紛らわしくてしょうがない。「名前変えたいですね」と会話しつつ「幻獣リスト」から変更できることをお互いに発見。筆者は黄色いゼリーに「イエロン」と名付けた。全くもってひねりなしである。よし。これでいこう。

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犬の散歩をしている2人の愛犬家に見えます

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