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第1回 がんばれイエロンひと夏の「童話王国」ホームステイ(3/4 ページ)

いよいよ始まりました、素敵な王国でのホームステイ。不慣れなせいでちょこちょこと思い違いとかミスとかを引き起こしながらも、楽しく王国生活を始められたようです。どうか生暖かい目で見守ってあげてください。

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初心者同士の交流、結託、戦闘

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 ダンジョン内で幻獣に名前をつけた我々は、次にチームを組むことにした。最初はチームの組み方が分からず四苦八苦。いつのまにか筆者をリーダーとした即席チームができあがっていた。2人と2匹がズラズラと移動するさまはなかなか楽しい。

 ひとまず村に出て村人たちとの会話をしようかとも思ったが、各人がそれぞれ会話をするという行為がまどろっこしくなり「とりあえず戦闘したいですね」「あいー」ということに。どこに行けばいいのかさっぱり分からないまま筆者はTさんを引き連れて一路南進した。

 いつのまにか村を抜け出ていたようでいきなりの戦闘。「おお! 2人と2匹が戦っている!」と最初はそのこと自体に感動。そして当たり前ではあるのだが2人がかりの方が圧倒的に戦闘がラク! という事実にも感動。「どんどん進みましょう」と調子に乗ってずんずんと進んでいった筆者であったが……。

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突然の死、そして病院へ

 これがRPGだというのを忘れていた……。いや、忘れていたわけではない。しかし2人だとこんなに戦闘がラクチンっしょ! という驕りがcobracchiを死に追いやってしまった。

 画面上に星マークがあり、明らかに「ここから先は別エリア」と分かるところで「行こう行こう行っちゃいましょう」と進んだ我々の前に異様なまでの強敵が立ちはだかったのだ。

 そいつの名は、いや、名は判らないが、見た目は「牛」。その黒い牛は容赦なく筆者を叩きのめした。不幸中の幸いというやつで筆者が死ぬ前にTさんは「逃走」を選択し逃げおおせたようだった。このとき筆者は「ドラゴンクエスト」で初めて橋を渡ってボコボコにやられたことを思い出していた。まさにあの、あの状況と同じだったのだ。反省。

 「うわあ、やっちったー。ごめんなさーい」と心の中で叫びつつ気がつけば病院。何事もなかったかのように復活をしている。病院内のキャラクターの話を聞いてひと安心する筆者。レベル10までは死んでもペナルティがないのだそうだ。それなら何回も死ねるね! というわけでもないが、とりあえずはキャラクターの死も含めて今は見習い期間だということだ。ホッとはしたもののTさんとははぐれてしまった。途方に暮れて病院を出るcobracchiであった。

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病院でぽつーん。かなり面食らいました

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