日本初演となる新作ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」が、座席によっては舞台があまり見えなかったとして物議を醸しています。
舞台が見えないと物議「全然楽しめなかった」「ステージが低すぎる」
同ミュージカルは、A・A・ミルンの原作と、ディズニーの長編アニメーションの流れを組んだという作品で、2021年にアメリカ・ニューヨーク市のシアターロウで世界初演されました。日本では2024年4月27日に東京公演が開催され、日本人キャストが等身大のパペットを操りました。
東京公演が開催されたのは、東京・日本橋にあるイベントホール「日本橋三井ホール」。チケットは、終演後にステージ上でプーと仲間たちとの記念撮影ができる特典付きのVIB席(Very Important Bear Seat)が9500円、S席が5500円、A席が3500円と3種類が用意されていました。
そんな東京公演を巡り、SNS上では一部の観客から不満の声が複数上がっています。特に指摘されているのは、座席による舞台の見やすさの違いです。日本橋三井ホールではシーティングの場合は、会場の前方が段差のない、いわゆるフルフラット形式になっているとみられます。
前方の座席に予約したとみられる観客からは、「ステージが低すぎて、プーさん達が全く見えなかった…。10,000円払って僕は何を見に行ったんだろうか」「楽しみにしていたのに全く舞台が見えずに、全然楽しめなかったよ」「案の定、娘も見えなくて後半はグズグズ。カテコも諦めて退場しました」「小さい子は何も見えないんじゃないかと思っちゃったな」など、批判の声が上がっています。
後方の席に座った観客からは満足したという声も見られる一方で、自身の座席からは舞台が見えたとしつつも、「そらフラット席の子供は泣くし喋るよ」「これは主催者側の東京公演の会場選定ミス。他が違うことを祈る」など、同調する意見が寄せられました。
同ミュージカルの東京公演は5月6日まで予定されています。また、今後は愛知公演、大阪公演、福岡公演など全国10都市でも開催予定です。思わぬ開幕となりましたが、観客の声は届くのか――。
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