指紋が隠された真実を暴く。新たなカガク捜査「指紋検出」――「逆転裁判 蘇る逆転」
「逆転裁判 蘇る逆転」より導入された「カガク捜査」。今回は新たに「指紋検出」を紹介する。さらには、海外版「Phoenix Wright:Ace Attorney」の収録や限定版まで、今回も“異議なし!”な情報をお届けする。
カプコンが、2005年9月15日に発売予定のニンテンドーDS用ソフト「逆転裁判 蘇る逆転」において、新エピソード「蘇る逆転」で宝月 茜とともに行う「カガク捜査」。前回の記事では「ルミノール反応」を紹介したが、今回は「指紋検出」の存在が明らかになった。
読んで字のごとく、指紋を検出し、容疑者を特定する捜査である。まずはアヤシイ“手のアト”を見つけ、調べたい指を選ぶ。その後はアイテム「アルミ粉」を振りまき、いらない部分のアルミ粉を吹きかけて飛ばせば、指紋が浮き上がってくるのだ。
ただし、指紋が出てくれば終わりというわけではない。その指紋が誰のものなのかを特定する「指紋照合」が残っているからだ。関係者の指紋データと照合して、誰が事件に関わっているのかを特定しよう。
海外版「Phoenix Wright:Ace Attorney」が収録
日本で発売されるニンテンドーDS「逆転裁判 蘇る逆転」ではあるが、海外版「逆転裁判」、その名も「Phoenix Wright:Ace Attorney」が同時収録されることが明らかになった。
こちらは海外版がそのまま収録されているので、成歩堂はPhoenix、御剣はEdgeworthといったように、キャラクター名はもちろん、会話部分や法廷記録なども表示はすべて英語となっている。ほかにも国内版とは違った部分もあり、国内版とはすこし(かなり?)違った雰囲気で楽しむことができるとのことだ。
なお、タイトル画面の言語切り替えボタンをタッチするだけで、「Objection!」(異議あり!)のカットインが入り、「Phoenix Wright:Ace Attorney」にチェンジする。英会話の勉強にもなるであろう海外版の収録。楽しむことはもちろん、いろいろと有効活用してもらればと思う。
限定版は豪華4大特典
本作の限定版が発売されることも明らかになっている。中身は「限定本〜逆転のクロスオーバー〜」、「サントラCD〜蘇るリミックス〜」、成歩堂龍一の指型デザインの「つきつける対応指型タッチペン」、ロゴをあしらった「異議あり! クリーナー付ストラップ」といった豪華4大特典だ。
限定本は、本作ディレクターである巧舟氏原作のもので、「逆転裁判」スエカネクミコさん描き下ろしコミック(50ページにおよぶ)に加え、新作第5話の設定資料や、巧舟氏描き下ろし4コママンガ、開発チーム対談などが収録された、全108ページの完全オリジナル本となっている。
また、サントラCDは、本作の使用にあたりリミックス化した曲と、第5話のために制作された新曲、さらには未収録曲などをふくむ全10曲構成となっているとのことだ。
なお、限定版にはこれらを同梱するためのパッケージも用意されている。価格は通常版よりも高い7140円となっているが、その違いは2000円。これだけの特典がついてくることを考えれば、かなりお買い得品となっているのは間違いないだろう。
逆転裁判 蘇る逆転 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
メーカー | カプコン |
ジャンル | 法廷バトル |
発売日 | 2005年9月15日発売予定 |
価格 | 限定版:7140円(税込)、通常版:5040円(税込) |
プレイ人数 | 1人 |
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