第4回 思えば遠くへ来たもんだ:ひと夏の「童話王国」ホームステイ(3/5 ページ)
「童話王国」の世界へようこそ! 王国へのホームステイ、そしてそのリポートは泣いても笑っても怒っても寝坊してもこれが最後です。「童話王国」の懐の深さに触れ、楽しみながらマイペースに成長していくcobracchi。果たして先週の目標達成なるか。そして1カ月のホームステイの果てにcobracchiが見たものは何なのか。有終の美、飾らせていただきます。
鉄人への道、修羅への道
8月某日
本日は相変わらず牛さんのまま。鼻息も荒くそこらへんを徘徊。北の野原で羊の肉が取れることを知りさっそく行ってみた。羊の肉を入手! そして念願の料理を習得! よおしフライドチキンを作るぞーというところで読者のGさんからメッセージが届き、一緒に遊ぶことになった。
2人でそこそこの敵を倒していくことでcobracchiの刀レベルは13にまで上がり、本体のレベルは14にまでなった。もう少し。本当にもう少しだ。Gさんありがとう。かなり鍛えさせていただきました。
●8月某日
前回ログインの流れでさっそく料理を習得。鶏肉をしこたま獲ってきてひたすらにフライドチキンを作りまくる。そこはかとなく楽しい。何といってもフライドチキンはバザーとかで売れる商品にもなるし、腹が減ったら自分が食べることもできる。事実cobracchiは初の料理でフライドチキンを作りながらその場でパクパク食べていた。牛の容姿と相まってその光景は想像するだになかなか凄まじい。
料理をしていると何度か一緒に遊んでいるAさんとSさんがやってきた。そして何と爆弾発言。「わたしたち結婚するんです」なああにいいいいいぃーッ! おおめでとおおおーッ! とテンションも高く祝いの言葉を述べた。まさかこの1カ月の間に王国内で結婚する知人が現れるとは思っていなかったので正直びっくりした。
「あでも式はちょっと先になります」そうか、残念。参列するさまをリポートしたいという思いに駆られたがそうはうまくいかないようだ。それにしてもAさんSさんおめでとう! 末永くお幸せに!
そんな幸せムードはしかし、一転やや殺伐とした空気に。なぜかというと、ここでcobracchiは初めてプレーヤー同士の決闘を経験したからだ。Sさんが「決闘してみましょう」と提案。「そうか、そんなことができるんだっけ」とおっかなびっくりなcobracchiだったが、何事も経験、いざ勝負! とSさんに挑む非力な男ひとり。
結果はSさんがわざと負けたってことで終了したのだけど、本気でやってまず勝てる相手ではなかった。そりゃそうだ、レベルが、格が違うのだもの。
続いてAさんとSさんのフィアンセ対決を観戦。そう! 王国では他人同士の戦闘を観戦することができるのである。派手なエフェクトの応酬を見せてもらい「ごっつあんでした」なcobracchiは更なる修羅の道へといざなわれて行った。
場所を競技場に移した一行。cobracchiは競技場の受付嬢と話をして、いざコロシアムへ! 幻獣たち相手にベストは尽くしたものの全く歯が立たない。ただ安心なのは、ここで死んでも特にペナルティはないということ。いつかあの強い幻獣に勝てる日が来るのだろうか。修行の日は続く。
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