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第4回 思えば遠くへ来たもんだひと夏の「童話王国」ホームステイ(4/5 ページ)

「童話王国」の世界へようこそ! 王国へのホームステイ、そしてそのリポートは泣いても笑っても怒っても寝坊してもこれが最後です。「童話王国」の懐の深さに触れ、楽しみながらマイペースに成長していくcobracchi。果たして先週の目標達成なるか。そして1カ月のホームステイの果てにcobracchiが見たものは何なのか。有終の美、飾らせていただきます。

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ついにキャストGMに遭遇!

●8月某日

 「童話王国」をやっている方にはおなじみの「キャストGM」という存在がある。「イベント時など一時的にログインし、イベント内容・場面・キャラクターなどそれぞれの役割を演じる(ロールプレイをする)GM」(※公式サイトより抜粋)がキャストGMである。

 要するにディズニーランドにおけるミッキーマウスのようなもの。中に誰が入っているかなどと無粋なことは詮索せず、純粋に王国に生きている人間のひとりとして接するのが暗黙のルールだ。

 それぞれのキャラクターには性格なり裏設定なりがあり、人気のあるキャストGMには大勢の人だかりができたりもする。夜を中心にランダムに現れるので、見つけた人たちはラッキー! 特定のキャストGMの追っかけさんもいるくらいなのだ。

 そんなキャストGMの話を旅の仲間たちから聞くにつけ「何とかリポート期間内に会えないものだろうか」と思っていたcobracchi。リポート期限も差し迫った本日、チェリー村を徘徊していると……。

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 つ、ついに現れた、キャストGM! その名も「お茶漬け丸」。みんなからはお茶さんと呼ばれ慕われているようだ。自然と周りのプレーヤーが集まってくる。牛のままでは失礼だと、慌てて解除の薬を飲み普段の格好に戻った。そして無謀にもお茶さんに戦いを挑んだcobracchiとその仲間たちであったが、あえなく敗退。その半端じゃない強さと「・・・」を多用する無口な渋いキャラクターにcobracchiも感じ入った。なるほど、これは人気があるわけだ。王国内のスターに会えたことを素直に嬉しく思うcobracchiであった。

 と、いつのまにか自身の姿が犬に変わっている! ひえええ。どうやらキャストGMに負けると実験や忍法で別の姿に変えられてしまうことがあるのだとか。要するに負けた罰だ。しかし図らずもその罰がなかなかに楽しい。わんわん言いながらアクションに興じてしまった。

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 そうこうしているうちにいつのまにかお茶さんはいなくなり、代わりに黒い謎の男が登場。こ、この方は……。王国内でもかなりの人気を誇る「悪の魔法使い」! 周りの人は「悪様」と呼んでいた。

 「フハハハハハハハ」と高笑いする不敵な輩。お茶さん同様かなりの腕の持ち主らしい(しかも料理の達人でもある!)。今度こそはッ、とまたもや無謀な試合を挑み無残に負けてしまった我々は悪様の手によって象の姿に! ぱおぱお言っていたら次々とチェリー村にプレーヤーが集結し、次々に悪様に挑んでは敗北し象になっていく。

 最終的には画面上が黄色い象に占拠され、新機能である花火を打ち上げる者がおり、さながら象フェスティバルの様相を呈してきた。もはや何のゲームの画面なのか分からないくらいのその狂騒を見ながら「あ、もうすぐこのリポートも終わるんだっけ」と一抹の寂しさを感じた筆者であった。

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 お茶さん、悪様ありがとうございました! 楽しいひとときを過ごすことができました。これからも王国内でみんなを楽しませてあげてくださいね。

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