「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」全国大会開催――インパルスとシンが開放
バンプレストは、アーケード用「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」の全国大会「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T. Premium Dogfight 2005 BANPRESTO CUP」を10月9日に東京・浜松町のニューピアホールで開催。インパルスとシン・アスカの先行体験会も催された。
2001年に登場した「機動戦士ガンダム 連邦VS.ジオン」から5作目となる「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」で、シリーズ初となる全国大会が開催される運びとなり、あいにくの雨天ながらも、全国の予選を勝ち抜いた128チーム256人(当日の参加枠もあり)が参加し大いに盛り上がった。
大会は午前中から8つのブロックに分かれて予選トーナメントが行われ、各ブロックの代表を選出。決勝トーナメントへ進める8チームが駒を進めた。準々決勝までは1本勝負で、準決勝からは3本勝負の2本先取制で優勝を目指す。
決勝トーナメントでの舞台は資源衛星ヘリオポリス。2人1組となり、制限時間210秒内で相手を圧倒したほうが勝ちあがっていく。
そんな中、決勝に駒を進めたのがジャスティスとデュエルの組み合わせで、連携を得意とする「ワララ〜」チームと、フリーダムとラゴゥの組み合わせの「EXC」チーム。どちらも予選を勝ってきたチームだけに、ちょっとしたミスや連携のほころびをつくのがうまい。両者とも決戦前のインタビューでは謙遜しながらも自信をうかがわせる。こうして決勝戦が始まった。
1戦目は圧倒的な連携で「ワララ〜」が優勢。「EXC」が終盤体勢を立て直すも「ワララ〜」の有利は変わらずに1本目を先取。2戦目は前戦から学習した「EXC」が連携を阻止する動きを見せる。個人戦となったら「EXC」に分があり、2本目を奪取。勝負を振り出しに戻した。そして運命の最終戦。「ワララ〜」は冷静に連携を取り、絶妙な間で相手を削っていく作戦に出た。個人戦に持ち込めないままかわされ続け、気がつけば終盤戦に乱戦へ。しかし、前半からの徹底した連携を崩さなかった「ワララ〜」チームのラゴゥへの集中砲火で勝負が決した。
最後の隠し要素「インパルスガンダム」と「シン・アスカ」が実装
大会終了後には、「インパルスガンダム」と「シン・アスカ」参戦の隠し要素が公開された。店舗によって若干のズレは生じるものの本日10月11日から「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の若きエース“シン・アスカ”とその愛機“インパルスガンダム”が使用可能になるとのこと。
インパルスには高機動戦闘を重視した形態であり、ビームライフルとビームサーベルが主要武装となる「フォースインパルスガンダム」と、近接戦仕様であり、巨大な対艦刀“エクスカリバー”を2本、ビームブーメラン“フラッシュエッジ”を装備する「ソードインパルスガンダム」、そして砲戦を意識した高エネルギー砲“ケルベロス”やミサイルランチャーを持ち、ビームジャベリン“デファイアント”を装備し接近戦にも耐えられる「ブラストインパルスガンダム」の3種類が存在する。ともにコストは☆×3.5(450/1000)である。
アーケード版ではこれが最後の隠し要素とのことだが、11月17日に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」には、インパルスやシン以外にも「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のキャラクターが登場するとのことなので、そちらも期待したい。
高エネルギービーム砲“ケルベロス”はチャージショットに対応しており、ランチャーストライクと同様にレバー操作で砲口を任意の方向に向けることができる。また、ビームジャベリンはリーチも長く十分格闘にも耐えうる性能を持っている
表彰式のあとにはインパルスとシンが開放された筐体による先行体験会が実施された。優勝チームの「ワララ〜」とプログラマー岩村将成氏とディレクターの尾畑心一朗氏との交流試合も行われたが、初めての使用とは思えないほど「ワララ〜」チームがインパルスを操っていたのには開発者2人も驚いていたようだった
- 「機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T.」
- 対応機種:プレイステーション 2
- メーカー:バンダイ
- ジャンル:アクション
- 発売日:11月17日発売予定
- 価格:7140円(税込)
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