「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」の世界をさらに詳しく解説――オープニングアニメも公開(2/2 ページ)
バンプレストとガストが共同開発している、2005年1月26日発売予定のプレイステーション 2用ソフト「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」。今回は、本作の舞台となる閉鎖世界「ソル・シエール」について詳しく紹介する。
本作の世界観については、前ページにてお伝えした通りだが、今回はさらにもう1つ重大なことが明らかになっている。それは“詩”について。詩(魔法)は本作において「ヒュムノス」と呼ばれているのだが、「ヒュムノス」は普段、ヒュムネクリスタルの中に封じられており、これをレーヴァテイルにインストールし、ヒュムネコードと呼ばれるコントロールキーを使用することで、その力を発動することができる。
これの何が重大かと言うと、実は「ヒュムノス」はすべて、霜月はるかさん(オリカ担当)、志方あきこさん(ミシャ担当)、みとせのりこさん(???担当)、石橋優子さん(クレア担当)といったアーティストのボーカルによって表現されているのだ。
ゲーム中に奏でられる「ヒュムノス」は全部で12曲が用意されており、志方あきこさんによる主題歌「謳う丘」はもちろん、ゲーム内でのさまざまなシーンや戦闘などでも聞くことができるとのことだ。
なお、石橋優子さんはクレア担当とさらっと明記しているが、もちろんクレアはまだ紹介していないキャラクターである。今回はそのクレアを含む、3人のキャラクターが公開されているので、以下に紹介しようと思う。
絢胤箕嵩(あやたねみちたか)
必ず僕が守ります。だから安心していてくださいね、母さん……
ライナーの友人にして、塔のウイルスを駆逐する「エレミアの騎士」の一員。ライナーの同期でもある。普段の性格は温厚で、誰よりもあか抜けていて、そして誰よりも優しい。料理を作ってくれたり、掃除をしてくれたり、それはもう良く気が利く優等生。いつもニコニコしていてライナーを気遣ってくれる。特に自信の仕えるべき女性に対しては、恋しているのではと思えるばかりに、過剰な気配りや心配をするさまを何度も見ることができる
クレア・ブランチ
あなた、詩の力って何なのか考えたことある?
ネモの酒場を切り盛りする女主人。実はクラスBのレーヴァテイル。天覇にも教会にも属さない彼女は、自分で働いたお金でトランキリティ(レーヴァテイルの延命剤)を買って生活している(どちらかに属していれば無償でサポートを受けられる)。クレアは酒場で歌を謳いながら働く。その歌は、レーヴァテイルが持つ力を発揮する癒しの歌。ネモの住人に、この癒しの歌のファンは多い。クレアの信条は“庶民のために歌を謳うこと”で、人を傷つける歌は謳わない。パーティではないが、ライナーやヒロインたちに優しく厳しく道を教えてくれるお姉さん的存在
ボルド・レード
笑止!レーヴァテイルに情が移ってるような甘ちゃんでは、真の戦士にはほど遠いな
複合企業「天覇(てんぱ)」の実質的ナンバー2。元は屈強な戦士だった(遺跡探索のエキスパート)。その手腕を買われ、天覇の遺跡探索メンバーになる。レーヴァテイルを人として扱うのではなく、換えのきく武器のように考える。そのため、レーヴァテイルを尊重するライナーとは考え方で水と油の性質をもつ。野心家で、戦士としては技よりも純然たる力で押すタイプ。全身を包む鎧は天覇のテクノロジーとロストテクノロジーが融合されている
さて、これまで3回にわたり紹介を行っている本作「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」だが、発売まで約3カ月と迫ったこともあり、予約特典の情報が公開されている。特典は、イラストレーター凪良氏の魅力的なイラストから、本作の練り込まれた世界観など、魅力的な内容が詰まった豪華上製本仕様の「フルカラー設定資料集」となっている。
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女 | |
対応機種 | プレイステーション 2 |
メーカー | バンプレスト |
ジャンル | ムスメ調合RPG |
発売日 | 2005年1月26日予定 |
価格 | 7140円(税込) |
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