Xbox 360徹底解剖!――その3:AV機能編(3/4 ページ)
3回目となる今回は、DVDビデオの再生や音楽ファイルの再生など、Xboxに用意されているAV関連機能をチェックしていこう。
ポータブルオーディオやCD-Rなどに保存されている音楽ファイルも扱える
音楽プレーヤーで再生できるのは、DVDドライブに挿入した音楽CDとHDDに取り込んだ曲だけでなく、USBコネクタに接続したポータブルオーディオ機器やCD-Rなどの光学メディアに保存されている曲も対象となる。
USBマスストレージクラス対応のポータブルオーディオ機器やUSBストレージなどをXbox 360のUSBコネクタに接続すれば、保存されている音楽ファイルを再生できる。Xbox 360のUSBコネクタにそれら機器を接続すれば、メニューで「ポータブル機器」を選択できるようになり、保存されている曲データが表示される。あとは、再生させたい曲を選択すれば再生が始まる。また、iPodを接続した場合には、Xbox 360で「iPod」として認識されるなど、他のポータブルオーディオ機器とは別格の扱いとなっている。
再生できるファイル形式は、WMA形式またはMP3形式。WAVE形式やAAC形式のデータ(拡張子「.mp4」および「.m4a」のもの)はリストアップされたとしても再生できなかった。さらに、東京ゲームショウではiPodをXbox 360に接続して保存されている音楽ファイルを再生できると説明されていたが、実際にiPodを接続してみたところ、他のポータブルオーディオ機器などと同様にMP3形式の音楽ファイルは再生できたが、AAC形式のファイルは再生できなかった。iTunes Music Storeで購入したDRMで保護されているAACファイルはもちろん、iTunesを利用して手持ちの音楽CDから作成したAACファイルも同様だった。今後サポートされる可能性もあるようだが、少なくとも現時点ではAAC形式のファイルは再生できない。
また、ポータブルオーディオ機器だけでなく、CD-Rなどの光学メディアに保存されている音楽ファイルも再生の対象となっている。実際にMP3形式の音楽ファイルを保存したCD-RをDVDドライブに挿入してみると、「複合メディアディスク」として認識され、ポータブルオーディオ機器などと同じようにファイルを選択して再生可能だった。
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