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Xbox 360徹底解剖!――その4:PC連携・USB機器動作チェック編(3/5 ページ)

徹底解剖の4回目となる今回は、PCとの連携や、どういったUSB機器が利用できるのかチェックしていこう。

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 PC側の接続用ソフトのインストールと、若干の設定が完了すれば、Xbox 360からMCE搭載PCにアクセス可能となる。というよりも、メディアセンターPCのオリジナル機能である、リモコンのみで操作できるUIがXbox 360側にもそのまま表示され、メディアセンターPCのほぼ全ての機能をXbox 360側からコントロールできるようになる。

 メディアセンターPCでは、搭載されるTVチューナーを利用したTV番組の視聴や録画、録画ファイルの再生といったTV関連の機能、MPEG1/2形式やWMV/WMV HD形式などの動画ファイルの再生、音楽ファイルの再生、静止画ファイルの表示、各種オンラインサービスによる動画のストリーミング視聴などが可能となっているが、それらのほぼ全てをXbox 360側から楽しめることになるのだ。

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メディアセンターPC側のインストールが進めば、Xbox 360側でこのような画面が表示され、メディアセンターPCへの接続が開始される
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接続が完了すれば、Xbox 360を接続したTVに、メディアセンターPCでおなじみの操作画面(10フィートUI)が表示され、メディアセンターPCを操作できるようになる
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こちらは、メディアセンターPCの10フィートUI。Xbox 360にも同じ画面が表示されていることが分かるだろう

 このMCX機能で特に利用価値が高いのは、メディアセンターPCのTV関連機能をコントロールできるという点だろう。PCで録画した番組をXbox 360を利用して大画面TVで楽しんだり、Xbox 360からTVの録画予約ができるという点は、メディアセンターPCを利用している人にとってかなり魅力となるはずだ。

 また、メディアセンターPCに保存されている動画ファイルを再生できるという点もメリットの1つだ。しかも、Xbox 360のMCXは、HDクオリティ(D3/D4)での表示がサポートされており、WMV HDなどのHDクオリティの動画ファイルも、本来のクオリティを損なうことなく再生できる。実際に、1440×1080ドット・ビットレート8417kbpsのWMV HDファイルを再生してみたが、データ転送が追いつかずに再生時に表示が止まるということもなく、スムーズな再生が可能だった。また、5.1ch音声を持つ動画ファイルも、ドルビーデジタル形式で出力され5.1ch音声での再生が可能だった。

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Xbox 360からメディアセンターPCで録画した番組の再生はもちろん、番組表を表示して録画予約もできる

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