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HDTVで見るリッジ、5.1chで聴くリッジは、なんとも刺激的「リッジレーサー6」レビュー(3/4 ページ)

「次世代機だからって、ちょっとやそっとじゃ驚かないぞ」と生来のつむじ曲がりなところを発揮するつもりが……驚いた。圧倒的なリアリティで迫る高精細映像、その場にいるかのような音の包囲感。この完成度で本体と同時発売とは、いやはや恐れ入りました。

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全部で230レース以上?圧倒的なボリューム感の「World Xplorer」

 ビジュアルやサウンドの感想はこのぐらいにして、そろそろゲーム内容に話を移そう。リッジレーサーシリーズといえば、急カーブをドリフトで走り抜ける爽快感が売りだが、今作でもそれは健在。また、PSPの「リッジレーサーズ」にもあった“ニトロ”も採用されているが、その取り扱いが少し変わった。ドリフトを行うことでニトロゲージがたまり、発動すると車の最高速度を超える急加速ができるところまでは同じだが、リッジレーサー6ではゲージを2本分、3本分と一度に消費して、速度をさらにアップすることもできる。

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カーブの進入時に車を横滑りさせるドリフト走法は、リッジレーサーシリーズになくてはならない要素。高速でドリフトするほど、ニトロゲージが多くたまる
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ニトロゲージを3本分いっぺんに消費する「トリプルニトロ」を発動すると、周囲の景色にブラーがかかり、視界が急激に狭くなる。あまりのハイスピード感に、仰け反りそうになったことも

 今回のプレイモードは、全部で5つ。そのうち、1人用のメインモードとなる「World Xplorer」では、実に230以上ものレースが用意されている。この数字を聞いただけで、気が遠くなりそう……。また、コースはリバースコースも含めて全部で30、車種は130以上と、ボリュームたっぷりである。短い開発期間の中で、これだけの要素を盛り込むとはたいしたものだ。

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リッジシティ(リッジレーサーV)、リッジワールド(リッジレーサーズ)と来て、とうとう今作では230以上のレースに挑むリッジユニバースに。「“宇宙”まで行っちゃって、次回作どうするの?」と、少し心配になった
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「World Xplorer」では、ナンバーのついたアイコンがレースを示していて、ルートを自由に開拓できる。レースには、通常の「ノーマルレース」のほか、1対1で競う「デュエル」、ニトロがチャージされない「アンチャージレース」など、様々なルールが設定されている
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過去のシリーズ作では、CPUカーを一度追い抜いたら、よほどの大失敗でもしない限り抜き返されることはまずなかったように思うが、今回のCPUカーはニトロも巧みに使いながら、プレイヤーのちょっとした隙をついてくる。手強い……

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