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ドリフトでインベタでミニターボな夜に、相手の国では朝だったりするWi-Fiマジックに酔いしれる「マリオカートDS」レビュー(2/4 ページ)

2005年12月8日に発売された「マリオカートDS」は、スーパーファミコンから続く人気シリーズ「マリオカート」の最新作。レースゲームとして人気と評価の高い今シリーズに、ついにニンテンドーWi-Fiコネクションを利用した通信対戦機能が備わった。世界中の誰とでも対戦できる画期的なレースゲームの魅力を探ってみよう。

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マリオカートといえばグランプリ! 〜150ccでぶっとばせ

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 本作メインのモードといえばグランプリだ。初代から連綿と続く「50cc」「100cc」「150cc」という3つのクラスがある。3クラスはそれぞれ単純に早さが違うというのもあるし、難易度も150ccのほうが高い。50ccを走ると「何だこれ、遅いし簡単だなぁ」とかったるく思うくらいだが、150ccともなると「何だこれ、早いし敵つよっ!」となるだろう。いい調子で走っていてもちょっとしたミスや敵のアイテム攻撃ですぐさま順位が転落する。コースアウトして池にでも落ちようものなら優勝から一歩遠ざかることは確実だ。このあたりのクラスによる難易度の設定は今回も絶妙。初心者も達人もがっちりと遊べる任天堂的な間口の広さがある。

 キャラクター(初期設定では8キャラ)とカート(初期設定では各キャラ2カートずつ。それぞれ若干の性能差がある)を選んだら、最後はカップを選ぶ。大きくニトログランプリとレトログランプリに分かれており、それぞれに4カップが存在する。ニトログランプリは本作で初登場する新コースで構成されている。レトログランプリはその名の通り旧作で登場したコースが目白押しの4カップだ。1つのカップには4コースが含まれているので、2グランプリ×4カップ×4コースで通算32コースの個性的なコースで遊べるわけだ。

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 各カップで優勝をしていけば、遊べるカップが増えたり、隠しキャラが増えたりという特典がある。最初は50ccでウォーミングアップし、慣れてきたら100cc、150ccと段階的に挑戦していくといいだろう。個人的にはやはり往年のマリオカートファンなのでレトログランプリの各コースにぐっと来た。スーパーファミコンの「マリオサーキット1」などはBGMの懐かしさも相まって何ともいえない甘酸っぱい気持ちになる。夢中で遊んだ高校時代(おっと年がバレる)が蘇るようだった。NINTENDO 64版の「チョコマウンテン」やゲームキューブの「キノコブリッジ」などの再現性もかなり高くて感動。旧作をやり込んでいた人にはたまらないものがあるだろう。もちろん旧作未体験でも問題はない。むしろ全て新鮮な気持ちでプレイできるというのは幸せなことかもしれない。ひと癖もふた癖もある各コースを走り込んでぜひとも全クラス全優勝を目指してほしい。

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マリオカートといえば「マリオサーキット1」。コース内の土管をうまくよけろ!

タイムアタックだってマリオカートの花形! 〜コンマ何秒の世界

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 前述の「メインはグランプリ」という記載に待ったをかけたくなる方もいるだろう。「マリオカートといえばタイムアタックだ」という主張を持つ方もいるはずなのだ。それくらいにこのシリーズのタイムアタックは熱い。ネット対戦ができなかった旧作でもファンたちが個人サイト上に自己ベストを申請してそのタイムを競うバトルは存在していた。また、筆者がそうであったように、実力の近い友人たちと遊んで、あるコースの記録を誰かが塗り替えるまで繰り返し遊ぶだとか、そういう遊び方が面白いのも確かだ。

 タイムアタックを面白くしている要素としては、おなじみのゴーストという存在がある。以前にベストのタイムをはじき出したキャラと全く同じルートを走る半透明のゴーストが登場することで、1人で走っても「以前調子がよかったときの自分」とか「がんがんミニターボを出しまくる友人」などとあたかもリアルタイムで対戦しているかのようにしのぎを削れるのである。

 さらに本作では「ゴーストをわたす」「ゴーストをもらう」という機能があるのだから、これまた熱い。本作をやり込んでいる友人からもらったゴーストを相手にサーキットを回るときの緊張感はたまらないものがある。また、タイムアタックではダッシュ用のアイテム「キノコ」が与えられるわけだが、これをどこで使えばいいのかという判断力も問われるし、そもそもどのキャラでどのカートがよいのかというカスタマイズも重要だ。そう考えるとかなり幅広く奥深いレコード争いができるというものだ。コンマ何秒の世界でストイックな遊びに身を投じるのもいいかもしれない。

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筆者のマリオサーキットでのタイムを公開。はっきり言ってまだまだへたれです。2分切りたいと思っております。日々精進!

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