エレガントなシステムを搭載したPS3のコントローラー――「SCEAプレスカンファレンス」:E3 2006(4/4 ページ)
ソニー・ コンピュータエンタテインメント・アメリカ(SCEA)主催での「SCEAプレスカンファレンス」が、米国時間5月8日の午後に開催された。席上では既報の通り、プレイステーション 3の発売日および価格が公表されたほか、E3 2006でプレイアブル出展されるタイトルなどが発表された。
PS3のネットワークは「無料」
平井氏はPS3に用意されるネットワークサービスについて、プレーヤーのプロファイル情報やフレンドリスト、ランキング、ビデオチャットなどのサービスを用意すると紹介した。そして「これらのサービスは基本的に無料で提供する」とのこと。またこのほかにも、音楽やコンテンツのダウンロードサービスも提供されるようになる。
また、PS Business Briefing 2006 Marchで紹介されたPSPのプレイステーション エミュレーターのデモが行われ、「リッジレーサー」がPSP上で動作する様子が紹介された。なお、こうしたコンテンツは、「プレイステーションカード」と呼ばれるプリペイドカードにより精算されることになるそうだ。
そしてコントローラー発表へ
最後に登場した、ソニー・コンピュータエンタテインメントの社長兼CEOである久夛良木健氏は「数多くのタイトルが開発中であることを目の当たりにしてうれしい」と語り、「2005年にコントローラーを紹介したとき、みんなが驚いた。このため、そのコントローラビリティを次世代向けに考え直した」として、コントローラーの最終形を紹介した。
コントローラーは6軸入力。動かすだけで入力デバイスとなる。「PS2と似たような形だが、力のある、エレガントなシステムを搭載した。サイズも形もこれまでと同じような形」(久夛良木氏)。
この後、再びアヒルのデモにより、コントローラーの動きを紹介していた。
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