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広大な宇宙が舞台のSFアクションRPG「Mass Effect」――開発は「SW:KOTOR」などで有名なBioWareE3 2006「マイクロソフトブース」

「スターウォーズ:ナイツ オブ ザ オールド リパブリック」や「ジェイドエンパイア」で有名なBioWareが、同社史上、最大のスタッフを投入して開発が進めているXbox 360用ソフト「Mass Effect」。プロデューサーにその魅力をうかがった。

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 「スターウォーズ:ナイツ オブ ザ オールド リパブリック」や「ジェイドエンパイア」といったタイトルに携わってきたBioWareが、同社史上、最大のスタッフを投入して開発が進めているXbox 360用ソフト「Mass Effect」。本作は、広大な宇宙を舞台としたSFストーリーのアクションRPGである。プレーヤーは、銀河系の安定を守るエリート兵士たちの集団「SPECTRES」のひとりとなり、遠い惑星で発見された、銀河系文明を破壊しかねない、悪意に満ちた脅威の生物を止めるため、ほかのエリート兵士を指揮して、人類と宇宙の未来を守ることとなる。

photo Casey Hudson氏

 このたびデモプレイを交えながら本作の解説を行ってくれたのは、プロデューサーのCasey Hudson氏だ。まず見せられたのは、拠点のひとつと思わしき宇宙ステーション。ここでは異星人を相手に、「普通に話す」、「銃で脅かす」などの選択肢が出現する会話が披露された。この会話では、どの選択肢を選んでも、シナリオはそれに合わせて変化していくという。

 会話のやり取り以外で、Casey Hudson氏が特に強調していたのが、キャラクターの表情について。表情や顔のしわなど、かなりリアルに描かれているのだが、特筆すべきは目にある。まばたきはもちろん、会話の内容によっては視線をはずしたり、目を泳がせる。「顔の部分では、細かい部分にもかなり力を入れている。プレーヤーに対して、とても生き生きとした反応を返してくれるだろう」(Casey Hudson氏)と自信をのぞかせた。

photophoto 異星人のNPCとの会話では銃を突きつけて脅すことができる。選択肢は複数あり、それにより仲間の主人公に対する感情などが変化する
photo 地球人に良く似た風ぼうを持った異星人との会話シーン。パッと見ただけでも目に注目してしまう

 本作は銀河系すべてを舞台にした広大な作品ということもあり、数多くの惑星が存在する。デモプレイでは砂漠がメインの惑星に降り立ち、ビークルで探索する場面が映し出された。このビークルはカスタマイズすることが可能で、戦闘で使用することもあるという。

 RPGには欠かすことができない要素、戦闘についても触れられた。本作の戦闘は三人称視点のシューティング形式(TPS)で行われる。操作するキャラクターは、メインとなる主人公だけでなく、仲間へとシームレスに切り替えることも可能だ。操作キャラクター以外は自動的に応戦することになるが、細かい指示も出せるようになっている。デモプレイでは、所定の位置へと仲間を移動させ、敵を包囲してせん滅するといった、戦略性の高い戦闘が披露された。また、キャラクターにはそれぞれ必殺技のようなものが用意されている。

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 ちなみにXbox 360と言えば、Xbox Liveも忘れてはならない。こちらでは、キャラクターの武器を始め、サブシナリオなど、数多くのコンテンツ配信を考えているという。最後にMass Effectの魅力を尋ねたところ、Casey Hudson氏は「インタラクティブなキャラクターの奥深さ」、「より大きな銀河系を探検できるという魅力」という、2つの要素を挙げてくれた。

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