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圧倒的なグラフィックとボリュームにクラクラしちゃいます「鉄拳 ダーク・リザレクション」レビュー(2/3 ページ)

7月6日にバンダイナムコゲームスから発売された「鉄拳 ダーク・リザレクション」は、アーケードで稼動中の「鉄拳5 ダーク・リザレクション」の移植作。キャラクターもモードも充実した鉄拳最新作をご紹介しよう。

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先生! モードが多すぎて遊びきれません!

 再現性の高さに目を奪われがちではあるが、鉄拳シリーズが家庭用に移植された際の定番である「豊富すぎるくらい豊富なモードの数々」は「鉄拳DR」でも健在。すべてをやりこもうと思ったら、おなかいっぱいに楽しめることは間違いない。

 1人用のプレイモードだけでも、大きく分けて「QUICK BATTLE」、「STORY BATTLE」、「ARCADE BATTLE」、「TEKKEN DOJO」、「ATTACK」(「TIME ATTACK」、「SURVIVAL」、「GOLD RUSH」含む)「PRACTICE」などが存在する。中でも個人的にハマったのが、おそらく1人用プレイのメインであろうTEKKEN DOJOモードだ。

画像 山を登っていくがごとく、道場を登りつめていくことになる

 TEKKEN DOJOでは、道場に入門して並みいる強敵たちと戦い、道場内でのランキングを上げていくことが目的。リーグ戦で順位を上げて最終的に道場内のトーナメント戦で優勝すると、次の道場に行くことができる。もちろん道場が進めば敵の段位も強くなる。

 ARCADE BATTLEなどでも登場するが、一般ユーザーから公募したというキャラクターデータ(名前、称号、コスチューム、よく使う技やコンボ)のゴーストが大量に収録されているので、実に多彩でクセのある敵たちと戦うことができる。同じキャラでも敵プレーヤーによって見た目がガラリと変わるし、道場内でリーグ戦のほかにフリーバトル、チャレンジバトルなどさまざまなバトルが選択できるので、対戦し続けてもなかなか飽きずにプレイできるだろう。

画像 全国各地の実在するクセモノ、ツワモノたちが登場!

 また、プレイしていると「またこいつが出てきた」とか「この相手にはさっきボロ負けしたんだよなー」などと、実際のアーケードさながらに敵キャラクターの向こう側にいる敵プレーヤーを意識できるようなときもあり、なかなか面白い。

 TEKKEN DOJOやARCADE BATTLEなどで勝ち進んでいくと、段位が上がっていくのも楽しみの1つだ。また、そのほかのモードも含めて、ことあるごとにファイトマネーが貯まっていくのも楽しい。貯めたファイトマネーは「PROFILE」内の「CUSTOMIZE」で各キャラの装備できるアイテム、服の色、称号を買うために必要なので、プレイのモチベーションにもつながっている。

画像画像画像 自分だけのキャラを作り出せ!道場を進めていくともらえるアイテムもあるので、がんばって上の道場を目指していこう

 「THEATER」モードでムービーを買えるのもうれしい仕様。今までの鉄拳シリーズだと、各キャラのエンディングムービーはストーリーモードをそのキャラでクリアしなくては閲覧できなかったが、「鉄拳DR」ではファイトマネーで買えてしまうのだ。ムービーが見たいから普段使わないキャラでもクリアする、というベクトルのプレイをさらりと回避した点もそうだし、タイムリリースキャラなどを設けずに最初から全キャラが選択できる点も考慮に入れると「好きなキャラで思う存分遊んでください」という開発者側の声が聞こえてきそうだ。ユーザー思いの配慮だといえよう。

画像画像 「THEATER」では各キャラのムービーが見られるほか、ミュージックを選択して音楽のみを再生することも可能

 なお、さらに感心したのが、最初にチュートリアルをプレイできる点。ユーザーファイルを必ず最初に作成しなくてはならないのだが、ファイル作成後に任意でチュートリアルモードを選択できる。筆者は操作方法は頭に入っていたのだが確認のためにやってみた。「鉄拳」経験者ならスルーしてもいいモードだが、初心者にはすこぶる親切な設定だ。

画像画像画像 新規ユーザーに優しいチュートリアル。操作はこれでバッチリ把握できるだろう
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