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男の子じゃない、漢のゲーム「NAVYFIELD NEO」もっとネトゲしましょ!(2/2 ページ)

そろそろゲームの世界でも、新アイテムに「水着」が登場したり、海辺マップでゲーム内イベントが開かれる季節がやってきました。海といえばビーチバレー? それとも夜の浜辺で花火大会? いえいえ、そんな軟弱なことは男の子にまかせて、今年は漢(オトコ)の海を味わいましょう。

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思わず叫ぶ「右舷、弾幕薄いぞ。何やってんの!」

 さて、船を一応望む方向へ動かせるようになったら、いよいよ実戦へ乗り込みます。実戦が行われている「バトルチャンネル」では、マス目の上にユーザーが作ったルームの看板が立っているので、これを頼りに看板をクリックすれば入室できます。なお、紫色で表示される「大艦隊戦」は課金ユーザーのみプレイ可能。無料体験中のユーザーが多く集まる、フリゲート艦&駆逐艦限定で遊ぶ「FD部屋」なども探せばあるので、このあたりから実戦慣れすることをオススメします。

画像 MMORPGでは「ギルド」と呼ばれる集団も、ここでは「戦隊」、「艦隊」に。中には戦わずチャットを楽しんだり、休憩するためのルームもあるので看板はよく読もう
画像 大艦隊戦、または上級者同士が集まりやすいゾーンがここ。表示が「BATTLE」と書かれたものは、既に定員に達しているなど途中参加できない部屋を意味している

 ルームによって多少異なりますが、最小人数が決まっているが「NAVYFIELD NEO」の悩みどころ。時間帯によっては人が集まらず、あと2名と惜しいところで解散することもしばしばあります。このとき筆者が参加した部屋は15分待ちで最少人数7名を集め、チーム「アルファ」とチーム「ブラボー」による4対3の戦い。全く船に興味がない読者のために解説すると、「FF=フリゲート艦」、「BB=戦艦」、「BC=巡洋艦」、「CV=航空母艦」の略記号になっています。はっきりいってこのルームにフリゲート艦は場違いなレベルでして、申し訳ないことしました……。

 一応フォローしておきますが、フリゲート艦は小回りがきく上に速度も速い特徴を活用して、被弾を避けつつ前線に踊りでて、敵の魚雷を探知して仲間に知らせるという重要な役割があります。

 ただし「NAVYFIELD NEO」の戦闘はリアルタイムなので、プレイヤースキルは相当なものが要求されます。個々の船の動きを先読みするカンのよさと、全体の局面を見る能力が問われますし、チャットする余裕は全くないため、ボイスチャットを導入しない限りチームの連携プレーも完全にお互いのカン頼りに。友達同士で始めれば、普段から紅白戦などで練習して腕を磨けそうな感じです。

画像 並んでみるとフリゲート艦はまるでコバンザメ。戦いの後に聞いてみたところ、課金して頑張れば1カ月程度で「金剛」クラスに乗艦できるそうです
画像 いよいよ実戦スタート。味方は緑、敵は赤でミニマップに表示される。敵に弾が当たればその分がポイントに加算され、これが戦闘終了後にはゲーム内通貨として手に入る

画像 開始1分以内に魚雷で沈んだ、筆者の「ぷらすでぃー号」。なお、退室しない限り、自分が参加した部屋の戦況は最後まで観戦可能
画像 自軍の最後の船が魚雷で沈んだ瞬間を捉えた。沈めたのは自分と同じフリゲート艦……負けたのは船のせいだけじゃないようです

画像 最後に恥ずかしい戦闘結果を張り出してみます。せめて一矢報いたかった

 この後も部屋をいくつか巡り、ご一緒したプレーヤーさんにいろいろと質問してみたのですが、どうして「NAVYFIELD NEO」を始めたのか? という質問に対して多かったのは「大戦略」のファンだからというもの。そして、それ以外のプレーヤーさんはたいていボソっと呟くように「……船が好きだから」というお答えをいただきました。やっぱり漢のための漢の世界だなぁ、このタイトル。

NAVYFIELD NEO

今回の星取り表
漢(オトコ)度 ★★★★★(満点)
スパルタ度 ★★★
インタフェース ★★★

余計な機能をほとんど持たせず、ひたすら海戦に力を注いだ、船好き、戦術モノ好きのための作品。装甲や武器にお金をかければ勝てるゲームではないので、高いプレーヤースキルを問われる。息詰まるような緊張感や、リアルタイムで戦況が変わる船の戦いを楽しみたい人なら「NAVYFIELD NEO」は満足できる作品だろう。



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