戦うメイドはこんなことまでできるらしい――「THE メイド服と機関銃」(1/2 ページ)
謎のロボ軍団からご主人様を護るため、機関銃を手に戦うメイドスタイリッシュアクション。発売直前となる今回は「メイドスタイル」など、本作のシステムについて、もう少し詳しく紹介する。
ディースリー・パブリッシャーから2006年8月10日に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「SIMPLE2000シリーズ Vol.105 THE メイド服と機関銃」。本作はメイドアンドロイド「ユウキ」を操り、ユウキが仕える博士(ご主人様)からタイムマシンを奪った組織を相手に、過去へとワープした先にいる少年時代の博士「マサキ」を守りながら、メイドらしく戦うアクションゲームとなっている。
メイドらしさとは何か? それを表すシステムが、前回の記事でも紹介した「メイドスタイル」となる。メイドスタイルは「お茶をくむ」、「ホウキでお掃除をする」、「ちょっと可愛らしく回転してみる」など、メイドらしい一連のアクションのこと。R3ボタンを押せばどこでも繰り出すことが可能で、決まればポイント(ランク)を入手することができる。
メイドスタイルには、繰り出すうえで覚えておきたいことがいくつかある。ひとつは“敵の少ないところで決めてもランクは低い”こと。加えて“敵がいない時はエフェクトが発生せず、ランクによってエフェクトが異なる”ことだ。例えば、敵が数体いる場合は「星のようなエフェクト」、敵の数が多い時やボス戦などでは「ハートのエフェクト」がキャラクターの回りに現れる。ランクはモーションの終わりにしか表示されないため、どれぐらいの難易度でメイドスタイルを決めたかをすぐに知りたい場合は、エフェクトを見れば一目瞭然(りょうぜん)となるわけだ。
ここで“モーションの終わりにランクが表示されるなら、別にエフェクトを見る必要はないんじゃないか”と思った人もいるだろう。最もな意見だが、実はメイドスタイルには、“かなり長い間無防備の状態を相手にさらすことになる”という問題がある。
「ホウキでお掃除をする」を例に挙げると、“ホウキでお掃除をする→汗を拭う→ポイントの表示”まで約3秒程度かかるのだ。ただし、危ないと思ったら“ある方法”でのみメイドスタイルはキャンセルすることができる。キャンセルできるチャンスが存在するため、モーションの終わりではなく、エフェクトでランクを確認する癖を身につける必要があるわけだ。
ちなみに、メイドスタイルは攻撃アクションではないため、使用しなければクリアできないということはない。しかし、これを決めたか決めていないかにより、後々の追加武器取得などに関わってくるため、覚えておいても損はないはずだ。
メイドスタイルと同じくらい重要なシステムに「回避攻撃」がある。これは通常、アサルトライフルを手に戦っているユウキが、敵の攻撃をヒラリとかわし、素早く2丁拳銃に持ち替えて攻撃をする、見た目にも非常にスタイリッシュなもの。敵の攻撃モーションに合わせて△ボタンを押すと敵の攻撃をかわし、すかさず□ボタンを押すことで攻撃を行うことができる。さらに言えば、回避攻撃を行なっている最中に再度△ボタン、□ボタンと連続で押すことで、最大10連続で攻撃を繰り出す。回避攻撃はコンボとしてカウントされていき、ステージクリア後の累計数でランクが決定するという。
また、回避攻撃のもうひとつの特徴として、“メイドスタイルのモーションをキャンセルできる”ことが挙がる。そう、先に述べた“ある方法”とは回避攻撃のことを指していたのである。密接に関係した2つのシステムをいかにうまく使いこなすか? それが本作の最大の特徴といっても過言ではないだろう。
コスチュームで持てる武器が変わる
アサルトライフル、ハンドガン、対戦車ライフルなど、本作にはさまざまな武器が登場する。武器にはそれぞれ特徴があり、例えばメインとなるアサルトライフルは、「装弾数」、「重量」、「威力」といった項目を3段階まで改造することが可能だ。
ステージに持って行く武器は、総重量を超えない限り、プレーヤーが任意に選択することができ、総重量はコスチュームによって変化するという。コスチュームはゲームをクリアすると増えていき、「持てる武器の総重量が変わる」、「銃による攻撃力が上がる」、「剣のエフェクトの変化と共に威力が上がる」などのメリットが存在する。
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