Wiiリモコン持ってどこ行くの?
先週はWiiが日本中に波紋を及ぼした。明日から開幕する東京ゲームショウでは残念ながら、Wiiタイトルは映像出展や参考出展という形を取る様子。
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予想はしていたが、やはりWii関連ニュースが飛び込んだ。先週、ついに任天堂が贈る新世代家庭用ゲーム機「Wii」の発売日と価格が発表されたのだ。
発売日は12月2日。価格は2万5000円。任天堂の「Wii Sports」や「はじめてのWii」、「おどるメイドインワリオ」、「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」など、10社16タイトルがWiiと同時発売されるそうだ。2006年内には14社27タイトルがそろい、バーチャルコンソールタイトル(年内には30タイトルを発売すると発表)を含めると、今年中には60タイトル近くが遊べるようになるという。
ひと足お先にと発売されたマイクロソフトのXbox 360と、11月11日に発売を予定しているソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション 3と併せ、ようやくいわゆる次世代(新世代)と呼ばれる家庭用ゲーム機が並ぶことになる。それぞれ特徴はあるものの、Wiiは他2つとは明らかに向いている方向が違う。9月14日に行われたWii Previewでもその旨は、任天堂代表取締役の岩田聡氏によって強調された。
新しいゲーム機のある生活を提案するコンセプトは、ユーザーの間に広がるのかは、今後用意されるタイトルとともに、Wiiを実際触ってそのWiiリモコンなどに代表される“新しいゲーム感覚”を受け入れられるかによる。任天堂は既報のとおり、ユーザー体験会を11月3日に名古屋・ポートメッセ名古屋で、11月12日には大阪・インテックス大阪で、そして11月25日〜26日には千葉県・幕張メッセで予定しています。発売日前により多くのユーザーにWiiを手にしてもらい、ユーザー拡大を狙う。
そういえば、Wiiでは「似顔絵チャンネル」を使用することで、自分や家族、友人の似顔絵キャラクターを作成することができる。アバターのようなこの自らの分身「Mii」は、Wiiリモコンにデータを移し、友人宅へ持ち込むことが可能とのこと。
Wiiリモコンには、約4KBの内蔵メモリが搭載されており、当初はコントローラの設定などを保存するための領域とされていた。わずかな領域なため、1つのゲームタイトルの設定状況を保存するのが精一杯とのことだったが、どうやらMiiのデータもリモコンにセーブできるらしい。これで、リモコンを友人宅に持ち込み、いつも使っているキャラクターで対戦! なんて風景が見られるようになるのだろう。
Wiiリモコンを持って友人宅へ――ちょっとサイズを確認してみたらニンテンドーDS Liteよりも頭が出る程度の大きさ。これならばバックに入れてもそれほど邪魔にはならなそう。
皆さん、Wiiリモコン持ってどこ行きます?
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