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写真で見るプレイステーション 3――その2:クロスメディアバーのヒ・ミ・ツ(1/4 ページ)

プレイステーション 3で導入された「クロスメディアバー」。PSPに似たそのメニューは、数多くのカスタマイズが可能となっている。今回、11月11日に登場する実機の最終バージョンを改めて見ることができたので、その中から紹介していこう。

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 プレイステーション 3発売前にお届けする「写真で見るプレイステーション 3」。第2回目は「クロスメディアバー」(以下、XMB)について紹介していこう(関連記事参照)。なお、前回本体周りを紹介したときからのアップデートとして、11月11日に発売される“まさに実機”を改めて見る機会を得た。XMBに用意されているメニュー類は、これが最終形かと思われる。ただし発売までにはまだ少し時間があるので、変更される可能性があることも念頭に置いていただきたい。

“A”から始まるプレイステーション 3

画像 起動直後の画面

 プレイステーション 3を起動すると、起動音としてオーケストラのチューニングシーンに似せた、“A”(ハ長調でいう“ラ”)の音が鳴り響く。「さあ始まりますよ」という感じでちょっとおしゃれだ。

 起動直後に表示されるXMBには、大まかなくくりとなる「ユーザー」、「設定」、「フォト」、「ミュージック」、「ビデオ」、「ゲーム」、「ネットワーク」、「フレンド」の計8アイコンが表示される。そして、それぞれの下にサブメニューが並んでいくことになる。なお、サブメニューなどで項目を選択して決定する場合だが、右側に半透明のサブウィンドウのようなものが開き、そこに項目が表示されるようになっている。

 今回は「ユーザー1」として、すでにユーザーが作成されている状態となっているが、もちろん買った直後にはこの表示はない。「ユーザー」画面から「新しいユーザーの作成」を選べば、ユーザーは作成可能だ。名前を入力したい場合は、ソフトウェアキーボードで入力可能。なお、USB端子にPCで使うようなキーボードを差して利用することもできるので、それで入力してもよい。プレイステーション 3にはジャストシステムの「ATOK」が搭載されているので、かな漢字変換も利用可能だ。このほか「ユーザー1」、「ユーザー2」のように、面倒な場合は「ユーザー+数字」で管理してくれるので、それを活用してもよいだろう。

画像 ユーザーのアイコンは色や形など変更が可能
画像 ユーザー名はPSPと同様にソフトウェアキーボードで入力可能。予測変換機能も付いている

 また、前回の記事でもお伝えしたように、プレイステーション 3に付属するのはプレイステーション 2と同様の3ピンAVマルチ端子用ケーブルで、HDMIケーブルは付属しない。一度起動してから後、異なるモニター解像度へ設定を変更する場合、電源を入れてからもう一度本体が「ピッ」と言うまで“長触り”で起動して再認識させる必要がある。そのときには以下の画面が表示される。

画像画像画像 注)写真中と写真右の左上に表示されている解像度表示はTVのもの

本体周りの設定はここで――「設定」

 「ユーザー」の右側に用意されているのが「設定」だ。「設定」に用意されているのは「システムアップデート」、「BD/DVD設定」、「ミュージック設定」、「チャット設定」、「本体設定」、「日付と時刻設定」、「周辺機器設定」、「ディスプレイ設定」、「サウンド設定」、「セキュリティ設定」、「ネットワーク設定」の11項目だ。

画像画像

 このようにその名前の通り「システムアップデート」をはじめ、ディスプレイ表示やネットワーク、サウンドといった本体関係を設定するメニューとなっている。このためここが一番項目数が多く、階層も深い。すべてを紹介してもきりがないので、ポイントをかいつまんで述べていくことにしよう。

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