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すでに発表されたタイトルの進捗状況が判明――「SEGA PC 新作タイトル発表会」(後半の部)(2/2 ページ)

セガが今後発売を予定している新作オンラインゲームを発表する場では、既報済みのタイトル中心に発表が行われた。意外にも早いサービス開始など、サプライズも。「SEGA PC 新作タイトル発表会」後半戦。

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「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」

伝説はまだ始まりに過ぎない……

セガ第三GE研究開発部ディレクター酒井智史氏

 新たに製作されたアレンジと歌詞が変更となったオープニング映像の紹介から始まった「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」のプレゼンでは、セガ第三GE研究開発部ディレクター酒井智史氏が紹介のため登壇した。

 本作は、「PHANTASY STAR UNIVERSE」の続編で、ストーリーモードとネットワークモードともに、新フィールド、新ロビー、新モンスター、新アイテムと、新規要素を追加されている。「PHANTASY STAR UNIVERSE」は、セガ・マークIII用本格RPG「ファンタシースター」として1987年に登場以来、19年にも及ぶ長い歴史を誇るセガオリジナル大作RPGの最新作となる。主人公のイーサン・ウェーバーの成長を描いた“ストーリーモード”とゲームストーリーと共通の世界設定を舞台にした“ネットワークモード”の2つの要素を持ち、それらの要素が密接に絡み合う作品として、プレイステーション 2版、Windows PC版、Xbox 360版の3つのプラットフォームでサービスされている。

新たに公開された新オープニング

 「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」は、PC版でネットワークトライアルが行われている。そこから意見を拾い上げ、さまざまな変更がなされることになっていると酒井氏。キャラクタークリエイトでは、新たな顔モデルの追加やアクセサリーや髪型、コスチュームなども大量に追加していくとのこと。また、戦闘では武器のカテゴリーで4種類追加し、既存カテゴリーの武器も追加し選択の幅を広げられるという。ゲームバランスの調整にも余念はなく、発売に向け鋭意改善していくとしている。

 本作では、巨大なルーレットやジャックポットにも似た「ガッポガッポ」で一攫千金を狙えるカジノでのギャンブルも用意されている。また、マイルームのグッズも増え、カスタマイズの幅も広がるとのこと。ルームグッズは飾るだけでなく、遊びの要素も含んだものもあり、冒険以外の時間の充実にも努めている。酒井氏は最後に、「PHANTASY STAR ONLINE」で登場した「ラゴール」に似たフィールドの存在もほのめかした。期待して待っていてほしいと締めくくった。

新武器ツインセイバー
もちろんベルは鳴らせるマイルーム
新ステージ「洞窟」

新ボスも登場
カジノ
新コスチュームも充実

  • 「PHANTASY STAR UNIVERSE イルミナスの野望」
  • 対応機種:プレイステーション 2、Windows PC、Xbox 360
  • ジャンル:RPG(ネットワーク対応)
  • 発売日:2007年発売予定
  • 価格:未定
  • プレイ人数:1人
  • CERO:審査予定
(C)SEGA

「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」

究極のタイピング、再び――ショットガンをキーボードに持ち替えろ!

セガ ネットワーク事業推進部マネージャー木岡勝利氏

 シリーズ累計20万本を越えるタイピングゲームの金字塔が装いも新たに帰ってくる。昨今、あまり芳しくないパッケージ市場において、評価の高いガンシューティングゲーム「ザ ハウス オブ ザ デッド3」をベースにした、8年ぶりの完全新作としてリリースされる「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」。豊富な収録ワードは思わず脱力してしまうものも多数。しかし、ゾンビは容赦なく襲いかかってくる。プレーヤーは、正確にキーを打ち込み、ゾンビたちを排除していかなくてはならないのだ。

 舞台は、「キュリアン邸事件」から20年後。世界の崩壊を導いた「研究施設」でトーマス・ローガンの娘リサとパートナーだった“G”はその地へ向かう。果たしてローガンを救うことができるのか? そこで明かされる驚愕の真実とは! ゲーム中に進行ルートを選択することで、物語の流れが変化し、一連の事件の真相に迫っていく。何度でも楽しめる「コース分岐」と「マルチエンディング」で、遊びに飽きがこないよう工夫されている。

 ゲームモードは、上記のストーリーモードのほかに、タイピングを繰り返し、プレーヤーのタイピングテクニックを鍛えるドリルモード、達成条件をクリアしながら進むミッションモード、ワードを逆から入力したり、単純な計算の解答を打つなど、ちょっとアタマを使うブレインショックモードなど多彩。初心者のためにチュートリアルも充実しており、「コースレッスン」で上達を促してくれる。また、前作から引き続き、「あいまい入力」や「ローマ字/かな入力」にも対応。さらに長文問題が時間を経るごとに分割して表示するシステムなど、倍以上に増えた収録ワードに対応したバリエーション豊かな内容となっている。

 本作の紹介にあがったセガ ネットワーク事業推進部マネージャー木岡勝利氏は、パーソナルアバターにより、個人の上達をグラフィカルに表示。アドバイスなどもしてくれると説明。さらに、上級者向けの新たなモードも実装される予定であることを明らかにした。また、「ゾンビ打 タイピングラリアット for Mac」を2007年7月に発売する予定であると発表。こちらは、Mac OS X10.4以降(Intel、PowerPC)に対応する。さらに、Windows Vista対応の漢字の練習ができる「ゾンビ書 THE KANJI OF DEAD(仮)」を開発中であることも発表された。

長い文章は時間が来れば分割される

ミスタイプしているとバックリ噛まれてしまう。ライフは限られている

  • 「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド 2」
  • 対応OS:Windows XP/Vista(対応予定)
  • ジャンル:タイピングマスターソフト
  • 発売日:2007年予定
  • 価格:未定
  • CERO:審査予定
(C) SEGA


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