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2頭身のちびキャラがゆく、ニアディアオンラインの世界(3/3 ページ)

まもなくクローズドβテストが開始される「ニアディアオンライン」。国内ではジークレストの「アットゲームズ」からまず、サービスが開始される。これに先駆けてテストプレイをする機会をいただいたので、どのようなゲームなのか紹介していこう。

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「ニアディアオンライン」ってどんなゲームですか?

 長谷部氏と柏木氏の案内のもとで一通り体験プレイを終了。その後も引き続きお2人に、「ニアディアオンライン」についてうかがってきた。

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柏木氏(左)、長谷部氏(右)

――「ニアディアオンライン」はどのように展開される予定なのでしょうか。

長谷部望氏(以下、敬称略) まずはジークレストさんのポータルサイト「アットゲームズ」での募集となります。クローズドβテストまではアットゲームズからのみ「ニアディアオンライン」への新規登録ができ、IDも共通で使用可能になります。ただしオープンβテスト以降はこれ以外のメーカーさん、ゲームポータルが絡んでくる可能性もあります。

――初めてニアディアオンラインをご覧になった時、どういった印象を抱かれました?

長谷部 常日頃から台湾、韓国の新タイトル発掘を弊社では行っています。ニアディアオンラインは背景は3Dでキャラクターは2Dというグラフィックスが可愛いだけでなく、ゲームの基本的な部分は作りこまれているという判断し、日本でのサービスを決めました。実はニアディアオンラインは台湾でも正式サービスが始まっていないタイトルなんです。まだまだ日本向けにローカライズが必要な箇所はもちろんありますが。

 ターゲットとしては女性ユーザー、MMORPGの初心者、比較的若いプレーヤー層です。オンラインゲーム、特にMMORPGはどうしても男性比率が高くなりがちなので、女性プレーヤーの皆さんにぜひプレイしてほしいですね。

――ゲーム内容について少し詳しいお話を聞かせてください。タイトルの「ニアディアオンライン online」というのは、どんな意味が込められているのでしょう?

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長谷部 これは英語の“Near”と“Dear”から来ています。直訳すれば“近くて親しい”という単語ですよね。ユーザー同士のコミュニケーション、コミュニティを大切にしたいという意味と、同時にプレーヤーとともに成長する「召喚獣」との関係をも表したタイトルになっています。ただ、これも日本向けに付けたものでして、台湾では全く違う名前で「Digital Fairy Online」となっています。

――先ほど日本向けに改善・修正が必要な個所もあるとのことですが、具体的にどういった部分でしょうか。

長谷部 まずキャラクターのイメージイラストです。ローディング画面にも使用されているのですが、これはさすがに日本向けに描き直しが必用ということで……。今回はレッド・エンタテインメントさんに、お願いしています。

――キャラクターのイメージイラストは、意外なまでに影響力がありますからね。

長谷部 公式サイトにも使用されるものですし、イラストを見ただけでプレイする気持ちが萎んでしまうようでは、困りますので、日本向けに別途用意いたします。

 また、これは特別日本でのサービスを意識して、というわけではありませんが、「ニアディアオンライン」はコミュニティ関連の機能も備えています。友達登録を始め、仲間が集まって作るギルドシステム、プレーヤーの経験値を上納することでギルドの人数枠が広がったりメリットが得られるギルドレベル。ユーザー同士が連携しあわなければ倒せない、レイドボスを登場させるなど、ゲーム内でスムーズにコミュニケーションを取りコミュニティを作り上げるための工夫はしっかり入っています。

――ギルドを作るためには何か前提条件、クエストなどがあるのでしょうか。

長谷部 はい、ギルドを作るためのアイテムがあるのですが、これは専用クエストでしか手に入りません。

――消費系アイテムも含めれば、8000種類をこえるアイテム数と事前資料をいただきましたが、クローズドβテストではどの程度アバターアイテムなどを楽しめるのでしょう。

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柏木直人氏(以下、敬称略) クローズドβテストの時点では、モンスターからのドロップアイテムも入れて300〜400種類のアイテムが実装される予定です。装備品には前提スキルがないと着用できないものもありますが、それなりにお洒落や着せ替えを楽しめる程度には導入するつもりです。

――基本プレイ無料のアイテム課金システムを採用とのことですが、課金アイテムはどのような内容が販売されるのか、平均単価などを教えていただけますか。

長谷部 課金アイテムは、お金をかければ強くなるという装備品にはしたくありませんし、見た目だけのおしゃれ装備にもするつもりはないです。そのあたりはバランス調整を行います。価格まだ検討中で全く未定です。

 ただし弊社では「ストラガーデン」「ゼネピックオンライン」などのタイトルを扱っていますので、そのあたりは心配ありません。アイテムショップはゲーム内に販売NPCが立つという形で、このイメージイラストもキャラクター同様にレッド・エンタテインメントさんにお願いしました。

――クローズドβテストは7月24日開始ですが、テスターは何名募集される予定でしょう。

長谷部 まずは3000人募集で始めて、あまりに応募数が多いようであれば順次追加という形を取ります。オープンβテスト中には、2万前後のアカウント登録を目標としています。

――ライトなMMORPGの中で、特にライバル視といいますか、目標としてる他社のタイトルがあったら教えてください。

長谷部 ライバル……というのは特にないですね。ターゲットの年齢層で言えば、ゲームポットさんの「トキメキファンタジー ラテール」あたりでしょうか。

――最後にニアディアならではの魅力と、読者へのメッセージをお願いいたします。

長谷部 比較的お手軽に遊べること、敷居の低さ。そしてスキルの取り方により、プレーヤーが自由にキャラクターを成長させられることでしょうか。気軽にプレイしていただければ嬉しいです。

柏木 初心者の方、大歓迎です。

――本日はありがとうございました。

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