ギル、カイの登場を予告――「ドルアーガの塔 TVアニメーション x オンラインRPG」記者会見(2/2 ページ)
東京ゲームショウの会場内イベントステージで、「ドルアーガの塔 TVアニメーション x オンラインRPG」と題した製作発表記者会見が開催。会見にはスーパーバイザーとして本プロジェクトに参加する遠藤雅伸氏も登場し、意気込みなどを語った。
MMORPG「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」について
原作からアニメーション(原作の数十年後)を埋める物語として、開発が進められているのがMMORPG「ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜」だ。クローズドβテストを11月、オープンβテストを12月、正式サービスを2008年1月に予定。原作をしのぐほど難解で緻密(ちみつ)な謎が仕掛けられた塔には「ENIGMA SYSTEM」を搭載し、一人ではなくパーティメンバーで協力しての攻略の楽しさを実現するとしている。
考えることは多いものの、開発は順調だと小島氏。「あの名作がMMORPGになるということがインパクトではないでしょうか。原作の世界観を大切にしながら、MMORPGの壮大なスケールに落とし込んでいる最中です。原作に登場した街やダンジョン、モンスターも出てきますし、本作の世界を生きる中で、ギルたちに出会うこともあるかもしれません。ほかのMMORPGと異なるのは“塔”があることでしょうか。フィールドはMMO空間ですが、塔はMO空間のプライベートダンジョンとなる予定です」と話してくれた。
また内海氏は、ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜をグローバル展開する予定があると発表。「そろそろ日本発のMMORPGがあってもいいのではないでしょうか。そのための強力なスタッフをかき集めました」と力強くコメントした。
記者会見の最後には石川氏が、賀東氏が小説を書くかもしれませんと話した。「まずはアニメのシナリオを片付けてから」と応じる賀東氏であったが、今後もさまざまなメディアへの展開を予定しているであろう本プロジェクトから目が離せなそうだ。
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