“ゲーム人口の拡大”戦略は第3のステップへ――任天堂岩田社長:「任天堂カンファレンス 2007.秋」(3/4 ページ)
「Wii Ware」や「WiiFit」の発売、新「Wiiチャンネル」の追加や、初心者と熟練者の壁を取り払う施策など……。任天堂が取る“ゲーム人口の拡大”戦略は次のステップへ進む。
新チャンネル発表――「みんなのニンテンドーチャンネル」、「Miiコンテストチャンネル」
次にWiiチャンネルに加わる新しいコンテンツとして、「みんなのニンテンドーチャンネル」、「Miiコンテストチャンネル」が発表された。
「Miiコンテストチャンネル」に用意される「投稿広場」は、自分の作ったMiiを、他のユーザーに紹介する場所。そして「コンテスト」で、ほかの人のMiiを評価したりもできる。
またゲーム情報のためのチャンネルとして、「みんなのニンテンドーチャンネル」が用意される。これは全国の小売店に設置されている「DSステーション」の簡易版。お試しソフトがダウンロードできたり、ユーザーがプレイしたソフトについてのインプレッションを投票することで、ユーザーの好みに応じたソフトを提案してくれる。
いずれのチャンネルも11月に配信される予定だ。
そして「WiiFit」は12月1日発売――Wiiチャンネルからの起動も可能
続いて紹介されたのは「WiiFit」。こちらについては、今年の7月に米国で開催された任天堂のカンファレンスで紹介されているが(関連記事参照)、このタイトルについて岩田氏は「体重をコントロールするこのソフトを現実に続けるためには、ディスクからソフトを起動しないと計ることができないというのは、ほかのソフトをいったんプレイしてしまうとおっくうになる」と語り、ディスクから本体に「WiiFitチャンネル」として登録して起動できるようにしたことも明らかにした。「WiiFit」は12月1日発売で、価格は8800円(税込)。
なお「WiiFit」については、岩田氏のプレゼンテーション終了後、宮本氏と司会の中井美穂さん、ゲストとして登場した森末慎二さん、相沢紗世さんによるデモンストレーションが行われた。
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