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祭だわっしょい! 戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)完成発表会――「バサラ祭 2007 〜冬の陣〜」

台風一過の晴天の下、有明という戦場……もとい、お祭り会場にファンが集結。恒例となりつつあるバサラ祭が開催された。

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 カプコンは10月28日、「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」の完成発表会として東京ビッグサイトにおいてファン約5000人を集めての「バサラ祭 2007 〜冬の陣〜」を開催した。

 「バサラ祭」は、今年3月に「春の陣」と称して東京厚生年金会館にて開催されており、すでにファンにとっては3回目のお祭りであり、前回は「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」(11月29日発売)の制作発表会も兼ねていた。今回はその時発表されたタイトルの完成披露会であり、ファン感謝イベントということで、東京ビッグサイトに特設された関係者席も含めた約5000人の席は即日完売の勢いで、人気のほどがうかがえる集客力を誇っていた。

 イベントはまず祭り太鼓と演舞のショウのあと、片倉小十郎役の森川智之さんと前田慶次役の森田成一さんが鎧武者姿で足軽に担がれた御神輿に乗って登場。御神輿はゆっくりと会場の通路を抜け、ステージにたどり着く頃には、会場のボルテージが一気に上昇していた。さすがに“バサラ祭”と冠するだけはあり、テンションはいやがおうにも上がるというもの。この次点ですでに声がバサラってる(※前回の祭で声が枯れるほど大声を出すことを「バサラってる」と命名された)ファンも出るほど。

 今回のバサラ祭は先述したとおり、完成発表会とファン感謝イベントの2つの側面がある。そんなわけでイベントは2部構成となっており、発表会パートと祭パートに分かれている。発表会パートではシリーズプロデューサーの小林裕幸氏が登場し、改めて最新作の内容を説明。本作のストーリーモードに収録されている片倉小十郎やお市、さらに外伝ストーリーモードとして収録されている前田慶次や長曾我部元親のオープニング映像が披露された。ファンにとっては初めて見る映像であり、贔屓にしている武将が登場する度に黄色い声援が飛び交う。

 また、会場には来られなかった伊達政宗役の中井和哉さんや真田幸村役の保志総一朗さん、そして主題歌を担当するabingdon boys schoolからのビデオメッセージも紹介された。

左から中原さん、石野さん、森田さん、森川さん、能登さん、藤原さん、大川さん

 今回のイベントに参加した声優の皆さんは森川智之(片倉小十郎)さん、森田成一(前田慶次)さん、石野竜三(長曾我部元親)さん、中原茂(毛利元就)さん、大川透(徳川家康)さん、能登麻美子(お市)さん、そして藤原啓治(松永久秀)さんの7人。やはり彼らが登場するとより大きな歓声が上がる。小林氏も交えてのフリートークなどを経て、イベントはいよいよ祭パートに進行すると、生アフレコミニドラマやサイコロトークに華を咲かせていた。

 今回ファンの心をつかんだ(?)のが徳川家康役の大川さんではないだろうか。ゲーム中の15歳くらいの少年の声からは想像できないキャラクターに、声優仲間からも「ずるい」とコメントされるくらい。おいしいところをずいぶんと持って行っていたようだ。特にスペシャル生アフレココーナーでは本来の役柄を入れ替えてのアフレコが行われ、アドリブも飛び出し会場は大爆笑の連続に。その後、本作の対戦モードを使用してのゲーム大会や声の大きさをチームごとに競う応援合戦、さらにサイン色紙が当たる抽選会などが催され、時には笑いを、時には心を魅了するステージが展開され、大いに盛り上がっていた。


 やはり、今回も女性ファンが来場者の9割を締めており、女性に注目されているソフトであることを裏付けた。もちろん、これには声優への人気も加味されるが、登場キャラクターの持つ魅力がなによりも大きいのではないだろうか。


イベントは迫力ある太鼓と演舞を皮切りに怒濤の構成
オープニングでは甲冑に身を包んだ森川さんと森田さんがステージ後方から登場

プロデューサーの小林氏による本作紹介。相変わらず飄々と進行していくのもファンにはお約束となった
小林氏と出演者によるフリートークでは、開発秘話や役についての感想などが語られた
こちらもお約束の生アフレコ。それぞれの決めセリフなどで魅了する

前回は「徹子の部屋」……今回は某番組のサイコロトーク。開発者への要望や大声を出し事などがお題となった
恒例の役柄を入れ替えてのスペシャル生アフレコでは、アドリブも全開。お市を森田さんがやる場面では本人が一番のダメージを受けていた
Wiiを賭けてのゲーム大会では、ゲームとは縁遠いと思われた三丁目の夕日チーム(昭和の香り漂う石野さん、中原さん、大川さんの3人をイベント中そう呼称した)が意外にも勝利

入口付近に2メートルを優に超える本多忠勝が来場者をお出迎えしていた隣のホールには、物販コーナーや試遊コーナーのほかに、原画展なども行われていた

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