「実況パワプロ」の頂上決戦――「第3回 実況パワフルプロ野球 日本一決定戦」
「実況パワフルプロ野球14」を使用した公式大会の決勝が、東京ドームシティ ラクーアで開催。全国を勝ち抜いた16人の頂点に輝いたのは……?
KONAMIは7月に発売したプレイステーション 2用ソフト「実況パワフルプロ野球14」を使用し各地で予選を繰り広げていた「第3回 実況パワフルプロ野球 日本一決定戦」の決勝大会を11月11日、東京ドームシティ ラクーアで開催した。
会場となった東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ ap SQUAREには、折からの雨など関係ないとばかりに熱く闘志をたぎらせたプレーヤーたちが全国から集まっていた。
「第3回 実況パワフルプロ野球 日本一決定戦」は、「実況パワフルプロ野球14」を使用した公式大会で、全国12会場で開催した地区予選を勝ち抜いた12人と、以前筆者も参加し木っ端みじんに砕け散ったメディア大会を勝ち抜いたメディア代表2人、そして前大会チャンピオンに当日参加枠1人の計16人でトーナメント形式で優勝者を決めるというもの。試合形式は「対戦」モードの「みんなで」を使用。ベスト8までは前試合の状態を引き継いでの試合となった。勝負は基本5回まで(同点の場合は2アウトフルベースの状態で延長サドンデス)、決勝戦のみ9回で戦う。
大会当日は近年の「実況パワプロ」シリーズの実況でおなじみの河路直樹アナウンサーや、特別ゲストとして元日本ハムファイターズ投手で現在は野球解説者の岩本勉氏が登場。準決勝戦以降は河路アナウンサーによる生実況も披露された。対決中には、今シーズンの話題や「実況パワプロ」に登場するキャラクターがよく特徴を捉えているなどの話題で、いつの間にかまるでトークショウのような展開に。岩田氏も「実況パワプロ」で遊んだことがあるとのことだが、コントローラのボタンが多すぎてよく分からないと脱力発言も飛び出した。
試合はさすが全国を勝ち抜いた猛者たちだけにハイレベル。一瞬の隙とコースを狙いホームランで点を稼ぐパターンが多かった。一度の判断ミスが命取りとなり、集中力と無欲の勝利で、北海道代表の「ハカセ」さんが優勝。ハカセさんは北海道なのにソフトバンクホークスを使用しており、岩田氏から「なんでや」と突っ込まれる場面も。
優勝したハカセさんには、岩本氏のサイン入り色紙と名前を刻印したクリスタルトロフィー、そして次回作の「サクセス」モード内にキャラクターとして登場する権利が贈られた。
なお、シリーズ最新作「実況パワフルプロ野球14 決定版」が、12月20日にプレイステーション 2対応で発売される。今シーズン終了時の最新データを収録したほか、「サクセス」モードに新シナリオが追加される。
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