秋のシステム アップデートでXbox 360の何が変わるの?(1/2 ページ)
本日から実施されたXbox 360およびXbox LIVE システム アップデート。年2回実施されているアップデートの一環だが、今回のアップデートで何が導入されるのか紹介していこう。
本日12月4日午後7時に実施されるXbox 360およびXbox LIVE システム アップデートだが、今回の大きな変更点は以下の4点だ。
- 新サービス「Xbox クラシックス」の追加を含む、Xbox LIVE マーケットプレースの進化
- 「Xbox 360 チャットパッド」の投入も含む、コミュニケーション機能の強化
- 「フレンド」機能の強化
- 「ファミリー タイマー」の導入
では、順を追って紹介していこう。
Xbox LIVE マーケットプレースの進化
すでに紹介しているとおり、Xbox LIVE マーケットプレースにて、初代Xboxの名作タイトルを、HD品質のフル ゲームで提供する「Xbox クラシックス」のサービスが、12月5日のアップデートと同時に開始されることが決定している(関連記事参照)。提供されるタイトルは、「HALO」(マイクロソフト)、「クリムゾンスカイ :High Road To Revenge」(マイクロソフト)、「魔牙霊」(マイクロソフト)、「Fable」(マイクロソフト)、「ぷよぷよフィーバー」(セガ)の5タイトルとなっているが、この機能追加以外にも、Xbox LIVE マーケットプレースは進化している。
その進化ポイントとは「Yボタン」の扱いだ。メニューが整理されて目的のコンテンツを探しやすくしたとのことだが、これ以外にも画面下のメニューを見ると分かるように、Yボタンを押すことでXbox LIVE マーケットプレースのホーム画面にいつでも戻ることができるようになった。このほか、「おすすめコンテンツ」などの画面で、横スクロールで選ぶメニュー「ツイスト」が導入されたのも特徴だ。ここからアーケード、デモ、Xbox クラシックスといった画面に直接飛ぶことができる。
また「ゲーム」ブレードでも、「ゲームライブラリ」に「マイ ゲーム」として、これまで遊んだゲームや最近ダウンロードしたゲームなどをツイストで表示くれるようになった。なお「おすすめのゲーム」には新作やロングセラーなど、注目のタイトルが紹介されているが、以前遊んだ試用版などはリスティングされないように改善されている。
どのポジションでもメッセージ画面を表示
次にコミュニケーション機能についてだが、1月10日に「Xbox 360 メッセンジャー キット」が発売されるのに先立ち、こちらも改善されている。
まず分かりやすいのは、小さいチャット画面が表示されることだろう。Windows Messengerとの連携強化を目的としているものだが、友達からメッセンジャーが飛んできた場合に、ゲーム中やダッシュボード、DVD鑑賞中でも小さい画面が起動するので、そのメニューポジションから移ることなく、相手とのやりとりが可能になっている。「Xbox 360 チャットパッド」を活用すれば、コントローラーから手を放すことなく、その場でチャットできるというわけだ。この機能が導入されることに伴い、日本語入力も使いやすくアップデートされているとのこと。相手からメッセージが来たときには、ランプも点灯するようになっている。
なお「Xbox 360 チャットパッド」だが、Windows Messengerのみの動作保証。ネットワーク対応ゲームでの使用については保証されていないので注意しよう。
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