スクエニ「ロード オブ ヴァーミリオン」ロケテスト開始
スクウェア・エニックスは、アーケード初のオリジナルオンライントレーディングカードゲームのロケテストを開始した。その期待度の高さをうかがえる初日の様子をリポートする。
スクウェア・エニックスは、アーケード用オンライントレーディングカードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」のロケテストを、池袋の「池袋ギーゴ」、秋葉原の「HEY」、八王子の「AM PIA八王子」、川崎の「ナムコランド川崎店」において12月7日から16日の10日間にかけて実施している。
「ロード オブ ヴァーミリオン」は、ファンタジーをベースにした世界観とストーリー、ロールプレイングゲームのようなゲームシステムを持つネットワーク対応の業務用トレーディングカードゲームであり、スクウェア・エニックスがアーケード用としては初のオリジナルタイトルとなる。自分のキャラクターを成長させる楽しみや、装備品などによるコーディネートで戦力を強化する要素が盛り込まれており、1人でストーリーモードを楽しむこともできる。稼働時期は未定。料金は1プレイ300円、コンティニューが200円、1プレイごとにカードが1枚排出される。
今回、ロケテスト初日の「池袋ギーゴ」の様子を見にいってみた。開店時にはすでに50人以上のユーザーが並び、期待度の高さをうかがえる。5階に設置されているロケテスト用の筐体は4台。その脇にはスターターパックなどを購入するターミナル1台も置かれていた。
ロケテストでは今回のために設定されたチュートリアルモードをメインに遊ぶことができるのだが、遊び方を含めて実践まで20分以上かかる内容のため、開店同時に整理番号が配布され、ひたすら“待ち”状態の参加者が列をなすことに。
「ロード オブ ヴァーミリオン」は、「プレイヤーカード」と「使い魔カード」でパーティを編成し、「アルカナストーン」と呼ばれる拠点の制圧することを目的としている。制限時間内に3つのアルカナストーンを制圧すると勝利。ただし、制限時間内に勝負がつかない場合はタイムアップとなり、アルカナストーンをより多く制圧したほうが勝ちとなる。
今回のロケテストでは、使い魔カードを使用するのにかかるコスト(90上限)にはじまり、操作方法や実際に制圧する方法などをレクチャーしてもらいながら、キャラクターの特性や「サクリファイス」と呼ばれるプレーヤーが使い魔に憑依するパワーアップの使い方と戦略などをじっくり学べるという仕様。38種類のカードが排出される暫定バージョンでのプレイとなったものの、バランスよく戦闘が楽しめるよう精査されている。実際稼働する時には100種類は用意したいとのこと。
開店から1時間の段階で90人を越える人数が集まっていたため、本日中に順番が来るかどうか……なんて事態も。初日の手応えでは、今後も順番待ちの列は絶えそうにないと思われるので、ロケテストに参加したいのであれば開店時に来店することをオススメする。なお、各会場ではロケテストバージョンの仕様書も配布されている。待ち時間に読み込んでおけば、さらに分かりやすくプレイすることができるだろう。
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