アニメにゲームに“大工の源さん”登場(2/2 ページ)
パチンコやゲームでおなじみのキャラクター“源さん”を起用したアニメ「いくぜっ!源さん」とゲームがこの春から登場する。源さん役には山口勝平さん、ヒロイン・桐島カンナ役は山本梓さんが担当する。
ゲームはPSPで2008年春に発売
ゲーム「いくぜっ!源さん 〜夕焼け大工物語〜」はアイレムソフトウェアエンジニアリングからPSP版が発売される。
本作のゲームジャンルは「ぶっ飛ばし人情アクション」。横スクロール型のアクションゲームで、源さんが木づちを振り回して敵をなぎ払っていくというものだ。アイレムソフトウェアエンジニアリングの城下仁茂プロデューサーによると「疲れているサラリーマンの方の悩みをぶっ飛ばして元気にさせるゲームです」とか。また“人情”という部分についてだが、城下氏によると、通りにいる人の悩みをぶっ飛ばすと元気になって敵を倒してくれたりする、とのこと。
なお源さんは今回、大工だけではなく「すし屋」や「四番バッター」など、8つの職業に変化することができる。職業が変わると必殺技も代わり、すし屋なら「わさびフラッシュ」が出るほか、ヒロインの対応も変わってくるそうだ。このほか、通信プレイにも対応しており、アドホックモードで2人の協力プレイもできるようになっている。
「源さんはめっちゃかっこいいですね」――山本梓さん
最後に、源さん役の山口勝平さん、桐島カンナ役の山本梓さん、桐島アガリ役の江里夏さんが登場して、アフレコの感想などを語ってくれた。
山口勝平さん 源さんという役は、まさに“巡り会えた!”という感じがします。もしかしたらこのキャラクターをやるために役者になったんじゃないかと思ってしまえるくらい、入れ込んで演じることができるキャラクターでした。源さんのアニメは小さいころに見ていた“テレビマンガ”っぽい、でもちょっと新しい、また人情でほろりとくるところもあって……。子どもまで楽しめる源さんを、たくさんの人に見てほしいし、1人でも多くの人に源さんを知ってもらいたいと思います。
アフレコの現場は珍しく“おじさんがいっぱい”というか、ベテランの方がたくさんいらしたんですが、そんな中で山本さんとか江里夏さんがいたりして。楽しく収録して、そのあと楽しく飲みに行きました(笑)。収録はもう終わっているんですが、みんな家族みたいになっちゃって……。今日もこのあと新年会です(笑)。
山本梓さん 源さんはすごくおもしろくて、涙があったり笑えたりするので、どっぷりはまっていただきたいと思います。
わたしは(アフレコは)最初全然できなくて……。どんな声を出したらいいのかも分からなかったし、どうしようと思っていたんですが、みんながすごく優しくて……。いろいろ教えていただきましたので感謝していますね。
声優は初挑戦でしたが、源さんは有名なキャラクターだし、その相手役のカンナなんてできるかなあと思っていましたが、絵を見たりしてイメージしました。カンナは高校生の役なので、自分の高校時代を思い出したり、アルバムを見たりして、こんな気持ちだったのかなあと考えて挑戦しました。純粋な少女の気持ちを持っているところはにていると思いますよ(笑)。
源さんはめっちゃかっこいいですね。気持ち的にはすごい熱い男で、実際にこんな人がいたら女の子はみんな惚れちゃうんじゃないかと思うくらいまっすぐで男らしいし。いざとなったら、命をかけてでも守ってくれる男性だと思います。
江里夏さん 日本ではこういう作品が少ないですが、心温まる感動作品ですので、今の子どもたちにたくさん見てほしいです。
現場は何でもありで、アドリブがおもしろかったです。例えばカブトムシがいるとしたら、カブトムシの声は「カブ カブ」でいいんだよと教えてくださったり……。何でもありなアドリブが多い現場でした(笑)。
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