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圧倒的じゃないか、我が軍は

先週1週間のランキングの集計結果に目を落としたウチのギレン様が言いました――「圧倒的じゃないか、我が軍は」と。いえいえ、よく見てください。1位は「ポロリ」ですよ? 

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 毎回、集計前にトップ1を内輪で予想するのがランキングの常。先週の初速から、1位は「2月、3月に売れそうなタイトルは?」だと編集部的には予想していましたが、フタを開けてみたら「ポロリ」。それを見ていたウチの総統(便宜上ここではギレン様)が落胆されておりました。あんなに「圧倒的じゃないか」と胸を張っていたのに。いいじゃないですか、ポロリ。弱いんですよ、人間ポロリに。

 さて、「2月、3月に売れそうなタイトルは?」でも期待されているのが、ギレン様(本物)が活躍するPSP用ソフト「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威」。先週発売され、筆者もさっそく拠点つぶしに明け暮れております。前作も遊んでいるので、当然(?)説明書なしでの挑戦。要は高をくくっていたわけです。

 プレイ開始。「ガンダム無双」のように自分ひとりのアクションのセンスでなんとかなるものでもないのがシミュレーションゲーム。調子に乗って拡大していく戦線にいつしか戦費が焦げ付き始めます。占領地域が増える一方、戦地は多方面に及び、開発と生産、改造を繰り返していくと物資も人材も追いつかなくなります。

 どうもおかしい……。というか、大まかな流れを覚えていないし、第一戦い方が間違っている気がしてきました。すべて後手後手。例えば、オデッサから北米、キリマンジャロへの大まかな流れは覚えていても、細かいイベントなどはすっかり忘れてしまっている。先々を読んで戦略だてなければならないのに、連邦はひょいひょいとMSを開発してくるし、イベントによって次々とパイロットがお亡くなりになっていく……。

 そしてガルマが死亡する頃、気がついた。戦い方が間違っていたのだと。ユニットの用法も戦闘のセオリーも、うすらばんやりと記憶の底へと消えてなくなっておりました。連休で費やした時間はプライスレス。ようやく「まさか……?」と、己の間違いに気がついた時には勝利どころか、宇宙領域の大幅な侵略も許す始末。許せガルマ。

「諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ、何故だ!」(by ギレン)

 プレイヤーが“坊やだから”です。

 そっとNEW GAMEを押したのは言うまでもありません。おぉ、我が軍がいまだに地球上空でたむろしておる……。いざ侵略! ジーク・ジオン!!

※筆者はこのセリフを言わせたいがために、わざと負け戦を仕掛けたフシがあることをお断りしておきます。つまり、イベントを進めることのみを優先したと……。そりゃ負けますがな。

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