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新サービス「Life with PlayStation」を発表ソニーグループ経営方針説明会(3/3 ページ)

ソニーグループの経営方針説明会に、ソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼グループCEOの平井一夫氏が登壇。今後の“プレイステーションビジネス”についてノンゲームとネットワークが鍵となると語り、「PlayStation Home」のほか、新サービス「Life with PlayStation」について紹介した。

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 加えて紹介されたのが、初お披露目となる「Life with PlayStation」だ。平井氏によると、「PS3の持つ膨大な計算・描画能力を最大限に活用して、時間と場所を2つの軸としてコンテンツとして表現するアプリケーション」なのだそうだが、第1弾としては“地球”と“今”をキーワードとした「ライブチャンネル」がリリースされる。

 「ライブチャンネル」では、表示されている地球から任意の都市を選んで、ニュースやライブカム映像が参照可能だ。「朝起きてテレビのスイッチを入れるように、PS3のスイッチを入れてリアルタイムに世界のニュースや天気を知ることができるなど、新しいライフスタイルの第1歩を提案するのが『Life with PlayStation』」(平井氏)。

 最初のバージョンでは時間軸が現在に固定されているが、将来的には過去にさかのぼって、動画や写真を、それらが記録された場所に応じて時系列に保存して参照できるようにする予定とのことだ。

 開始時期などは後日改めて発表される。


画像画像画像 雲の様子も、リアルタイムとまではいかないが、最新のものが表示されるという

画像画像画像 BGMはPS3のHDDから任意のものに変更できるほか、テーマに合わせてPS3が自動的にプレイリストを作成してくれ、それに変えることもできる

 最後にPSP向けのネットワークサービスについてだが、2008年中には、PSN上にあるPLAYSTATION Storeに直接PSPからアクセスできるようになるとのこと。また、先ほど紹介された北米向けに開始されるビデオ配信サービスについても、PS3からPSPにチェックアウトする形で、PSP上でも利用できるようにするほか、リモートプレイでの対応も予定されている。

2008年度には黒字化を目指す

 PS3本体についてだが、2007年度末よりCell自体は65ナノメートルプロセスに移行しており、現在発売されている筐体についてはすべて65ナノメートルプロセスでのCellが搭載されているとのこと。「RSXについても65ナノメートルプロセスでの生産を開始しており、秋以降は順次搭載される予定」(平井氏)。

 このほか経営体質を強化することと、ミリオンを狙うソフトを発売していくことに加えて、ノンゲームコンテンツやサービスにより、2008年度の黒字化を目指すとのことだ。

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