“春麗”が宙を舞う?――「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」ジャパンプレミア
「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」のジャパンプレミアが開かれ、チュンリー役のクリスティン・クルックさんが来日。ニセ“春麗”も現れた。
映画「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」のジャパンプレミアが、2月12日東京・秋葉原にて開催された。チュンリー役のクリスティン・クルックさんのほか、日本語吹き替え版に出演した千原兄弟(千原せいじさん、ジュニアさん)のお二人が登場した。
クルックさんは初来日ということで日本に興味津々の様子。この日会場となった秋葉原の印象を「いろいろな色が使われていてとてもクール」と表現していたが、残念ながら今回は取材などで時間がとれないとのこと。クルックさんは「今度はゆっくり時間をかけて回りたい」と話した。
せいじさんはあさってに控えているバレンタインデーをにらみ、クルックさんからのバレンタインチョコを期待していたという。「まだもらえていない」と不満気なせいじさん。「スタッフは日本の風習を教えておくように!」と言って会場を笑わせた。せいじさんが演じた“バイソン”のは強靱(きょうじん)な肉体の持ち主ながら頭脳戦に弱いという役どころ。自分との共通点を聞かれ、せいじさんは「似ているかどうかは分かりませんけど……。自分は“ガリガリ”だから強いというのは単純にあこがれます。バイソンはキャラクターとしては大好きです」とコメントした。
一方ジュニアさんは、かぎづめで華麗な技を繰り出す寡黙な暗殺者“バルログ”を演じている。ジュニアさんはファイトのシーンが多かったため、声の出し方、特に息づかいが難しかったと収録での苦労話を明かす。「しゃべらない役だから“うわー”とか“はー”ばかり(笑)」(ジュニアさん)。しかし5時間の収録予定のところたった1時間で終わったそうで、「向いているかも」とまんざらでもない様子だった。クルックさんからも「息づかいがステキ」とお褒めの言葉をもらっていた。
和やかなムードのなか、突然ハイキングウォーキングのQ太郎さんが、「春麗」を名乗って現れた。クルックさんに大胆にも「ニセモノ!!」と言い放つ。ここで2人はどちらが真のチュンリーを決める対決をすることに。クルックさんは空手経験者で運動は大の得意だそうで、作品でのほとんどのスタントは自分でこなしてきたというつわものだ。アクションになれているクルックさんから一撃をくらいQ太郎さんはノックアウト。倒されたもののQ太郎さんは「気持ちよかった」となぜかうれしそうだった。戦いが終わっても涼しい顔のクルックさんは、「ストリートファイターなので、やはりバトルシーンが見どころ。みなさんに楽しんでほしい」とコメントした。
「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」は2月28日より新宿ミラノほか全国ロードショー。
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