2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界:感じるヴァナ・ディール(第10回)(2/2 ページ)
ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。今回はコルシュシュ地方のエリアを中心に紹介。「FFXI」を昔からプレイしている冒険者には、どのエリアにもたくさんの思い出が詰まっているはずだ。
タロンギ大峡谷〜ウィンダス国民が求める次なる新天地〜
次に紹介するタロンギ大峡谷はブブリム半島、東サルタバルタ、メリファト山地と隣接しているエリア。東サルタバルタでの戦いが物足りなくなったウィンダス出身者が、次なる経験値稼ぎを探してこの地を目指すことが多い。タロンギ大峡谷はブブリム半島と違って水場はなく渇ききった荒野が広がっており、東サルタバルタ側から入ると南部の峡谷地帯が冒険者の進路を悩ませる。
タロンギ大峡谷の大きな特徴として挙げられるのは、地面の要所に埋もれた巨大な生物を思わせる骨。かつて、この地にどんなモンスターが存在していたかは不明だが、その大きさからヴァナ・ディールに多大な脅威を与えていたと思われる。なお、骨の場所では採掘が行えるが、夜間になるとゴースト族やスケルトン族といったアンデッドモンスターが出現するので、低レベルの冒険者は回避したほうが賢明。ソロでは蜂族やダルメル族など素材集めや金策に適した敵を倒しつつ、経験値稼ぎをするのがポピュラーのようだ。
シャクラミの地下迷宮〜アクティブモンスターがひしめく危険地帯〜
最後に紹介するのはタロンギ大峡谷とブブリム半島から進入できる洞窟、シャクラミの地下迷宮だ。洞窟なだけに中は薄暗く、ゴブリン族をはじめアクティブモンスターが密集しているエリアのため、該当する敵に襲われるレベル帯で歩き回るのは非常に危険。そのため、洞窟の奥地ではパーティでの経験値稼ぎの場としてはあまり選ばれることはないが、NM討伐目的などで高レベルの冒険者がソロで徘徊している姿を見かける。
代表的なNMはヘクトアイズ族の「Argus」とリーチ族の「Leech King」で、どちらも地球時間の約18時間〜30時間経過という出現条件が厳しいが、その苦労に見合った高性能の装備品を落とすことがある。出現ポイントで棒立ちしている冒険者は、おそらく長時間NMが出現するのを待ち続けているのだろう。とくにArgusが落とす首装備「孔雀経の護符」は命中と飛命がともに10上昇する、前衛には喉から手が出るほど欲しい装備品だ。さすがに一日以上の時間をひたすら待つ根気は僕にはないが、より上の強さを求めるのなら見習わなければならない姿なのかもしれない。印章BFでも同性能の装備品が手に入るので、そこで頑張るのもアリだが、どちらにしても「根気」と「運」がないと入手するのは夢のまたその夢だ。
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