夏だ! 山だ! 海だ! ……いや、家だ! 今年の夏はXbox 360でバカンスを!(2/2 ページ)
この夏はXbox 360で充実したゲームライフを過ごそうよ! と提案したい。なぜか? Xbox 360がとっても楽しいハードだから、だ。
4. プラチナコレクションで、安く! 面白く! 名作を遊ぼう
ここからはXbox 360 プラチナコレクションについてご紹介していこう。
Xbox 360 プラチナコレクション(通称プラコレ)は、Xbox 360のラインアップの中から人気の高かったタイトルをセレクトし低価格で提供するという、不況時には何ともうれしい廉価版シリーズ。いずれも2940円〜3990円というお求めやすい価格帯に設定されている。日々の支出をきりつめたいのであれば、これは活用しない手はない! ということで、プラコレの中から筆者の独断も交えつつ、注目作をピックアップしてみた。どれもこれもやり応えのあるタイトルばかりだ。安いからと言って買いすぎにはご注意。眠れなくなっても知りませんぞ〜。
「Halo 3」(ヘイロー 3)
FPS(ファースト パーソン シューティング/主人公キャラの視点でゲームを操作するアクション シューティングゲームのこと)の代名詞と言ってもいい「Halo」シリーズの第3作。3部作の最終章となってはいるが、前2作をプレイしていなくても十分に面白い。ソロプレイも楽しいが、多人数でのオンライン対戦は本当にハンパなく熱い!筆者は一時期ハマりにハマりすぎて眠れない夜を過ごしたこともある。この名作がプラコレで出るとは、人生まだまだ捨てたもんじゃないな、と思うのである(ちょっと大袈裟)。いまだにオンラインは活況を見せているモンスター級のFPSと言っていいだろう。
「アサシン クリード」
先日、続編の製作も発表された3Dアクションゲーム。1191年の第3回十字軍遠征時代を舞台に主人公アルタイルを操り、広大なマップを駆け巡る。暗殺アクションでミッションを遂行していく楽しさもさることながら、精緻に描き込まれた美麗なグラフィックもたまらない。群衆の中に隠れるソーシャルステルスなど、独自のシステムが秀逸。アクション好きにはオススメの一作だ。
「アイドルマスター ライブフォーユー!」
アイドルのプロデューサーになれるという斬新なゲーム性で爆発的にヒットした「アイドルマスター」。あのアイドルたちのライブを徹底的にコーディネートできるのが、「アイドルマスター ライブフォーユー!」だ。「アイドルマスター」を未プレイでも、そちらもプラコレになっているのでご安心を。きらめくアイドルたちのライブパフォーマンスに釘付けだ。
「バトルフィールド バッドカンパニー」
人気FPSシリーズ「バトルフィールド」の中でもストーリー性の強いタイトル。現代ヨーロッパを舞台にアメリカ軍最悪の部隊・バッドカンパニーが大暴れする。比較的遊びやすいFPS作品なので、「FPSに興味はあるけど、操作できるかどうか不安…」という初心者にもオススメできるタイトルだ。
「ビューティフル塊魂」
バンダイナムコゲームスの人気シリーズ「塊魂」がXbox 360にやってきた! 少しずつ巻き込んでいく快感はそのままに、さらにビューティフルになった塊魂。オンラインプレイもひっさげて、楽しさ倍増。王様は今日もふんぞり返り、王子は今日も塊をころがしているのです。
「ブルードラゴン」
Xbox 360に登場した大注目のRPG。FFシリーズの生みの親・坂口博信氏がプロデュースを手がけ、ドラゴンボールの鳥山明氏がキャラデザインを担当、FFシリーズの植松伸夫氏が音楽を担当するなど、豪華なスタッフ陣による超大作が生まれた。RPGが本来持っていた“わくわく感”が味わえる正統派RPGだ。
「ロストオデッセイ」
こちらは坂口博信氏が製作総指揮を手がけたRPG。キャラクターデザインに井上雄彦氏、シナリオに重松清氏、音楽に植松伸夫氏を迎えて紡ぎ出されるは、1000年を生き続ける男、カイムの物語。ドラマチックに展開するストーリーと圧倒的なスケールで描かれるファンタジーの世界に存分に浸ることができる。本格的なRPGを楽しみたい人はぜひプレイしていただきたい。
「バーチャファイター5 Live Arena」
言わずと知れた3D格闘ゲームの雄、“バーチャファイター”がオンライン対戦機能を搭載してXbox 360に登場した。家庭用のオリジナルモードやオリジナル要素も満載で、生粋のバチャっ子も熱くなること請け合い! ちなみにXbox 360は格闘ゲームがすごく充実していて、あの「鉄拳」シリーズ最新作もXbox 360でリリースされることが決まっている。
「Gears of War」(ギアーズ オブ ウォー)
圧倒的な迫力で体感できる人類VSローカスト(突如現われた地底人)の激しい戦闘! TPS(サード パーソン シューティング / 主人公キャラの後ろから見た視点で操作するアクション シューティングゲーム)としてのクオリティは高く、操作性やゲームバランスは抜群。ソロプレイとオンラインでの多人数プレイでも、いずれも飽きの来ない良質のアクションゲームだ。
「デッドライジング」
ゾンビに囲まれたショッピングモールで72時間生き延びろ! 72時間の間にゾンビをひたすらなぎ倒すもよし、生存者を助けまくるもよし、何でもありのゾンビパラダイスがここに誕生した。ロメロの「ゾンビ」が好きなら、迷わず買いだ。とにかく買いだ。
「The Elder Scrolls IV : オブリビオン」
アメリカのBethesda Game Studioが開発したRPG。マップはあきれるほどに広大で、プレイヤーキャラの行動は驚くほどに自由度が高い。Radiant AIと呼ばれる人工知能システムによりNPCがそれぞれ独自の行動パターンを持って行動しているのも特徴的。その息づくようなリアルさと自由さが、世界各国で高く評価された作品だ。ちなみに、このタイトルを作ったチームによる「Fallout 3」というRPGも高い評価を得ている。
他にも歯応えのある名作の数々がプラコレの仲間入りをしているので、ぜひともチェックしていただきたい。きっとあなたのハートにヒットするプラチナなタイトルがあるはずだ。安く買ってじっくり遊び倒す! 賢い消費者はプラコレを狙うべし、なのだ。
5. 今後のXbox 360から目が離せない! E3で発表された気になる新情報
プラコレで過去の名作を遊ぶのもいいが、今後の新作の動向も気になるところではないだろうか。
先日、世界最大規模のゲーム展示会Electronic Entertainment Expo(E3)がロサンゼルスで開催された。このイベントで判明したXbox 360関連の新作情報をまとめてみよう。
まず大注目なのが、マイクロソフトが、Xbox 360の今後の大きな展開として、コントローラのいらないインタフェースを提案したということ。動作認識、顔認識・音声認識による全く新しい操作を可能にした「PROJECT NATAL」が導入されれば、画面に向かって手をかざしたり、身体全体を動かすことで、簡単に画面やゲームを操作することができる。SF映画の中でしか実現しえなかった未来のインタフェースがすぐそこまでやってきている! と思わせる革新的なプロジェクトだ。
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多くの新作ソフトもE3で発表・紹介された。「RockBand」シリーズのビートルズ版「The Beatles Rock Band」、「Tony Hawk : RIDE」、「Crackdown 2」(日本版タイトル「ライオットアクト 2」)、「Left 4 Dead 2」、「Tom Clancy’s Splinter Cell Conviction」「Forza Motorsport 3」、「Alan Wake」など、気になる新作や続編タイトルが目白押し。「Shadow Complex」「Joy Ride」などのXbox LIVE アーケードの新作タイトル、そしてプラコレのコーナーで紹介した「Halo 3」の関連新作にあたる「Halo 3: ODST」、「Halo: Reach」なども発表された。サプライズ情報としては、既にご存知の方も多いかと思うが、KONAMIの人気ステルスアクション「METAL GEAR」シリーズの最新作「METAL GEAR SOLID RISING」がXbox 360で発売されるという発表もあった。
いずれもまだまだ先の話、これから発売されていくタイトルの話ではあるが、Xbox 360のソフトラインアップがさらに拡充していく、Xbox 360がゲームの新しい可能性にチャレンジしていくという期待が十分に感じられるE3だったように思う。
6. Xbox 360で充実した夏のゲームライフを
Xbox 360、PS3、Wiiの3機種が次世代機と呼ばれて久しいが、全ハードを所有している筆者としては、三者三様にそれぞれ魅力があるように思う。そしてここであえてXbox 360をプッシュするひとつの理由には、単純な話であるが“次世代機の中でXbox 360(アーケード)が一番安いじゃん!”という点が挙げられる。
PS3が3万9800円、Wiiが2万5000円なのに対してXbox 360 アーケードは、エントリーモデルとはいえ、1万9800円で次世代機のタイトルが遊べてしまうわけだ。しかもエントリーモデルでありながらも、しっかりとHDMI端子がついていてハイビジョンの恩恵を受けることもできる。これはかなりリーズナブル!
さらに、他のモデルだって実はリーズナブル。Xbox 360本体と「ACE COMBAT 6 解放への戦火」「ビューティフル塊魂」という人気タイトル2本が同梱されている「Xbox 360 バリューパック」も、標準モデルの本体+ソフト2本同梱なのにお値段据え置きで超お買い得だし、15750円で別売りされている120GBのハードディスクと、これまた5250円で別売りされているHDMI AV ケーブルが同梱されているXbox 360 エリートだって、実はリーズナブルなのだ。
Xbox LIVEにおいては無料の体験版をダウンロードしてみて気に入ったタイトルだけ買えばいいわけだし、プラチナコレクションで人気のタイトルが安く買えるというのも、これまたリーズナブル。携帯型ゲーム機の手軽さもいいけども、家の中でテレビの大画面で遊ぶゲームはまた格別だ。
そんなわけで、この夏、Xbox 360を始めてみてはいかがだろうか。遠出をしなくたって、大金をかけなくたって、家の中でメチャ面白いゲームをやって、ユーザー同士でコミュニケーションがとれて、充実したゲームライフが過ごせる。世界中のXbox 360ユーザーがあなたの仲間入りを待っているのだ。
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マイクロソフトは4月21日、Xbox 360向けに発売を予定している大型タイトルのラインアップを紹介する発表会を開催。「マグナカルタ2」や「ロスト プラネット 2」、Xbox Live Arcade追加タイトルなどが31タイトルが発表された。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Gamez 編集部/掲載内容有効期限:2009年7月31日