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母なるアーケードの海からとれた、懐かしくも新鮮なピッチピチの名作をどうぞさんろく丸でゲームの海を大航海(第3回)(3/3 ページ)

この夏のXbox 360の魅力に触れる夏期集中連載は、第3回にして最終回。今回はXbox LIVE アーケードのタイトルにスポットをあててみた。

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小粒だけど懐かしくも面白い、往年の名作――400MSポイント

「コミックスゾーン」――アメコミの中で繰り広げられる、独特の2Dアクション

  • 開発元:Backbone Entertainment
  • 価格:400MSポイント

 メガドライブの晩年に発売された2Dアクションゲーム「コミックスゾーン」が、Xbox LIVE アーケードでいよいよ登場だ。

 本作の主人公は、自らがデザインしたコミックの世界に迷い込んだ人気マンガ家「スケッチ・ターナー」。ターナーはコマからコマへと移動しつつ、手強いミュータントたちと戦うことになる。

 全編アメコミ調で貫かれた世界観は、そのテイストが好きな人にはたまらないだろう。敵キャラは、ミュータントの黒幕「モータス」の手で描かれることで登場する。クセのあるミュータントたちの動きを読んで、拳を叩き込んでいこう。迫り来るミュータントを、豊富なコンボでビシバシとなぎ倒していくさまは“快感”の一言。小気味よいアクションと絶妙な謎解きにドップリはまれば、あなたもコミックスの世界に入ってしまうかも?

 なお、ターナーが進むコマによって展開の分岐があるので、ご注意を。自分の書いたマンガの中のことだとはいえ、自分の思い通りにはならないのだ。果たしてターナーは無事にコミックの世界から抜け出せるのか? すべてはあなたの手にかかっている。


「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」――音速のハリネズミ、仲間のテイルスとともに3度目の冒険に旅立つ

  • 開発元:Backbone Entertainment
  • 価格:400MSポイント

 言わずと知れたセガの代表キャラ、音速のハリネズミ・ソニックが活躍するハイスピードアクションの第3作。1994年にメガドライブで発売されたタイトルの異色作だ。本作では、ソニックとテイルスが巨大要塞デスエッグの墜落した伝説の浮遊島・エンジェルアイランドを舞台に、大暴れする。

 カオスエメラルドを巡るドクター・エッグマンとの戦いに、ソニックのライバル、ナックルズ・ザ・エキドゥナも遂に参戦!物語の展開はヒートアップしていく。各ステージの高速コース、ルート分岐などのギミックもよりバリエーション豊かになり、ショートカットや隠し部屋を探すやり込みプレイもますます充実している。

 アイテムを取得することで得られるファイアバリア、アクアバリア、サンダーバリアという3つのバリアが特徴的。また、ソニックのダブル回転アタック、テイルスの空中飛行や泳ぎなど、前作までにはなかった新しいアクションも、ゲーム性を豊かにしていると言っていいだろう。スピード感溢れるアクションゲームの真髄を堪能できるタイトルだ。


「ファンタシースターII -還らざる時の終わりに-」――セガのRPGの原点にして、SFファンタジーRPGの古典的名作

  • 開発元:Backbone Entertainment
  • 価格:400MSポイント

 「ファンタシースターII」は、セガの人気RPG「ファンタシースター」シリーズの第2作だ。1989年にメガドライブで発売された本作は、その後、セガサターン、PS2、Wii、携帯アプリなどさまざまなハードに移植されている。そして今回、満を持してXbox LIVE アーケードでもプレイできるようになったのだ。

 「ファンタシースター」から約1000年の月日が流れた、AW1284年のアルゴルという架空世界が舞台。この世界には、政治・経済の主導権を握るニューエリート達が住む第1惑星パルマ、マザーブレインにより構築されたシステムでアルゴル全体に食糧を供給できる、緑豊かな星へと生まれ変わった第2惑星モタビア、荒涼とした氷の大地が広がる第3惑星デゾリスが存在する。

 モタビアの州政府エージェントである主人公のユーシスは、人々を襲うバイオモンスター発生の謎を解くため、妹のネイや仲間たちとともに調査に乗り出すことになる。物語は進むにつれドラマチックに展開していき、プレイヤーに衝撃を与えることだろう。シリーズおなじみの、武器や魔法を駆使したアニメーション戦闘が楽しい。レトロではあるがいまだ色褪せない、RPGの古典の1つだ。


さらば、さんろく丸! また逢う日まで 逢える時まで

 3回に渡って、この夏Xbox 360でプレイできるゲームを紹介してきた夏期集中連載、いかがだっただろうか。

 7月に入って、いよいよ夏本番到来。暑い日は外で遊ぶのもいいけども、クーラーの効いた部屋でゲームをやるってのもいいものだ。ド迫力な最先端のゲームを夜な夜なやるもよし、寝る前や起き抜けのふとした時間にカジュアルゲームで気分転換するもよし。ゲームは多様化した生活の隙間にスッと入ってくる。どうか楽しきゲームなサマーを。度を越した夜更かしにはご注意を。そして願わくば、また別の海で逢いましょう。

グッドラック!

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