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アーケードゲーム「パックマン」の世界記録が9年ぶりに更新される日々是遊戯

世界的な大ヒットアーケードゲームとして、今なお根強い人気を誇る「パックマン」ですが、いまだに熾烈なハイスコア争いが行われていたって知っていましたか?

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上には上がいるものです

 「史上もっとも成功した業務用ゲーム機」として、ギネス・ワールド・レコーズにも認定されている、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)の傑作アクションゲーム「パックマン」。そんな「パックマン」の世界記録が去る9月11日、実に9年ぶりに更新されたとのことです。

 この快挙を伝えたのは、海外のハイスコア集計サイト「Twin Galaxies」。同サイトが発表したリリースによると、新たな世界記録保持者となったのは、オハイオ州在住のDavid Race氏で、記録は「3時間41分22秒」。それまでの世界記録は、2000年にChris Anya氏が打ち立てた「3時間42分4秒」で、Davidさんはこれを42秒短縮することに成功したそうです。

「パックマン」における理論上の最高得点(全256ラウンドすべてで、可能なかぎりのモンスター、エサ、フルーツを獲得する)は「333万3360点」で、これは1999年にフロリダ州のBilly Mitchell氏がはじめて達成。以降はスコアではなく、パーフェクトゲーム達成までの「到達時間」によって世界記録が争われていました。もちろん途中1カ所でもミスがあれば即失格ですから、すさまじいまでの集中力が要求されることは言うまでもありません。

 今回新たな世界記録保持者となったDavid氏は、公に記録されているかぎりでは、史上6人目のパーフェクトゲーム達成者にあたるとのこと。いまだに6人しか達成者がいないというのも驚きですが、256ラウンドに到達できる腕前の人でも、クリアまでには平均して5〜6時間はかかるとのことですから、David氏の記録がいかに常人離れしたものであるかは推して知るべし。Xbox LIVE アーケードの「PAC-MAN Championship Edition」でさえワールドランキング4ケタ止まりの筆者にはまったく関係のない世界ですが、無謀にもこれから世界記録を目指そうという方は、一応参考にしてみてはいかがでしょうか。

当時、モンスターの性格がそれぞれ異なるのは斬新でした
シンプルかつ色鮮やかなグラフィックは、今でも十分通用しそう
ただクリアするだけならまだしも、すべてのモンスターを食べるのは至難

(C) NBGI


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