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善人になりたいーの!――クロシーノ冒険記(最終回)「俺たちの戦いはこれからだ!! 」「CroXino -クロシーノ-」(2/2 ページ)

善人になりたいと「CroXino(クロシーノ)」の世界に飛び込んだゲームライター・瓦屋文太。途中で悪の道に転げ落ちるなどの紆余曲折はあったものの、かなり戦いにも慣れてきた。そんな瓦屋に、運営主催の対人戦イベントの開催の知らせが舞い込んできた! 低レベルでもOKだし、賞品も出るし、これは参加するしかない! 勝利に飢えた虎(自称)こと瓦屋文太の奮戦記を、とくとご覧あれ!

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無念の敗戦。だが、終わっちゃいない!

 残念ながら敗れたチームkawaraya。だが、この日は平日で参加者が少なかったこともあり、2回、3回と対戦のチャンスが巡ってきた! 「勝利を我が手に!」と仲間と盛り上がりつつ、再び挑むも敗戦に次ぐ敗戦。GMはともかくその援護についた参加プレイヤーがかなり強敵として立ちふさがる。

 そして迎えた最終戦。チームGMはGM2人とプレイヤー1人の編成だったが、GMの1人が席をはずしているらしく3対2の変則マッチに突如変更になった。「これなら勝てる!」と、もはやプライドもへったくれもなく勝利への意欲と期待感をあらわにする筆者。

 とにかく突撃して、比較的ダメージを与えられるGMの足止めを行う方針は変更なし。さらに今回は、遠距離攻撃に備えて「魔法反射」を使いつつ移動し、高威力の魔法攻撃に耐えられるようにする。これまでの戦いでは遠距離攻撃ばかりで使う暇のなかった「カウンター」もショートカットにセットして準備OK!

 戦闘開始とともに「勇気百倍」で仲間を強化したあとは一目散に“蒼い眼の盗賊団長”の元へ移動。接近してきたGMを相手に、ひたすら接近戦を挑む。周囲は攻撃魔法の嵐が吹き荒れ、自分の居場所を見失なわんばかり。倒れても倒れても盗賊団長の下へと駆け寄り、倒されないように援護する。時間経過を見ることなく必死に戦った結果、ついに戦闘時間の5分が経過! この日、初めての勝利を収めることができた。やはりレベル的に足りない部分があるおかげで、満足な活躍はできなかったものの、対人戦の楽しみには触れることができた。今度はレベルを40にしてから再挑戦してみたいところだ。

必死に“蒼い眼の盗賊団長”を守ろうとするkawarayaの勇姿。しかし、それを阻止しようとする敵チームメイトの攻撃でこのあと力尽きることに……
GMとの一騎打ち。怒涛の連続攻撃「電光石火」が火を噴き連続ダメージを与える!

激しい攻撃魔法の嵐で画面が見づらくなるほど。それでも勝利のため敵を攻撃し続ける
ついに勝利! ダメージでの貢献度は低いが、スタンなどでかなりの邪魔をできたはず……と自画自賛のkawarayaなのでした

 この天国の関門で行える対人戦は最低6人いれば遊ぶことが可能。場所的な不便さはあるものの、気軽に遊べてギルドバトルに備えた練習にも利用できるだろう。

 なぜなら、今回の対人戦イベントは、8月28日に行われた第3回ギルドサミットにおけるプレイヤーサイドの提案が元となっており、プレイヤーの考える改善案がストレートに反映されており、プレイヤーの満足する作品にしようとする運営サイドの意気込みが感じられるからだ。だからこそ、サービス中止のアナウンスには残念でならない。ある意味で、作品としての運命がプレイヤーに委ねられているとも言える“運命選択オンラインRPG”「CroXino(クロシーノ)」はこの秋、その運命を閉じようとしている……。

 記事タイトルにこっそりと「クロシーノ冒険記(その5/最終回)」と書かせていただいているとおり、当連載は今回が最終回。善人を目指すという目的はどこへやら、という展開になってしまいましたが、色々な人生を歩める「CroXino(クロシーノ)」の魅力が少しでも伝えることができていれば幸いです。最後までご愛読いただきまして、ありがとうございました! また、「CroXino(クロシーノ)」の世界で一緒に冒険をしてくれたみなさん、お手伝いをしてくれたみなさん、本当にありがとうございました。また、ゲームの中でお会いしましょう。

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