レイトン教授の“中の人”はナゾが苦手だった!?――新作「レイトン教授と奇跡の仮面」も電撃発表された「レイトン教授と魔神の笛」完成披露会(2/2 ページ)
数々のナゾを解きながら物語を楽しめる、レベルファイブの「レイトン教授」シリーズ。最新作「レイトン教授と魔神の笛」の完成披露会が開催、さまざまな新情報も明らかになった。その模様をリポートする。
―― 来場者のファンに向けて、一言お願いします。
大泉さん 今日は本当にありがとうございます。今拍手を聞いて、すごい数のお客さんがいるんだ! と、改めて「レイトン教授」の人気を実感しました。
堀北さん 前作の「レイトン教授と時間旅行」でシリーズは一度終わったと思っていたのですが、再びルーク役としてみなさんの前に出られるのが、本当に嬉しいです!
―― 本作に出演した感想はいかがでしょう。
相武さん セカンドシーズンを通してレイトン教授の助手を演じられるので、本当にワクワクしています。
南沢さん 「レイトン教授」シリーズは元々大好きだったのですごく嬉しかったですね。実は私、今回が声優初チャレンジなんです。すごく緊張してしまい、途中で声が出なくなることもあって……。でも、全力で頑張りました。
―― 本シリーズの魅力とは、どのようなものでしょう。
渡部さん 今回、久々にゲームをプレイしたのですが、ゲームの枠組みを超えて、エンターテイメントになっていることに驚きましたね。
―― 「レイトン教授と魔神の笛」は、ファーストシーズンの3年前の物語であり、レイトン教授とルークとの出会いが語られます。今回のルークは、今までとはちょっと違うようですが……。
堀北さん ルークは、けなげで明るいキャラクターですね。でも今回は、レイトン教授と出会う前で、世界の終わりを予言するような、ネガティブな黒い面が見えますね。
―― 宿敵のデスコールは、かなり強敵のようですが。
大泉さん 渡部さんがちょっと怖かったですね(笑)。デスコールは今までの宿敵とはタイプが違うといいましょうか、グッとおさえた、何を考えているのか分からない怖さがあります。
―― 今回の現場はいかがでしたか?
大泉さん 今回もそうですが、毎回ひとりで収録していますから……。ほかの出演者の方とは、この会場で初めてお会いする感じですね(笑)。そうそう、今回はほかの方の声がほとんど収録されていたので、やりやすかった気がしますね。
―― 最後に、メッセージをお願いします。
南沢さん 私が演じたユラは、自分のことを“厄災の魔女”といってしまうほど心を閉ざした女の子。彼女がルークやレイトン教授と出会い、変化していく様子など、ストーリーがすごく感動的で奥深いです。ナゾ解きももちろん楽しいのですが、そちらにもどっぷりつかって楽しんでいただけたら、と思います。
相武さん 「レイトン教授」シリーズは、同世代の女性からも多くの支持を得ていると聞いていましたが、今回の来場者を見て「ああ、本当なんだ!」と改めて実感しました。私もまだクリアーしていないので、これからみなさんと一緒にナゾ解きを楽しみたいと思います。ファンのみなさんは、レミの活躍も楽しんでいただけたら、と思います。
渡部さん 本作をすごく楽しみにしている方が多いと、この会場で実感しました。本作は前作よりもパワーアップしていると思います。私はゲームに関しては初心者代表のつもりなんですが、未経験の人でもすごく楽しめる作りになっていると思います。
堀北さん 今回のルークは、今までとはちょっと違います。レイトン教授と出会うところは、ドキドキしながら見ていただけるのでは、と思います。
大泉さん 今回、これだけ多くのお客さんが集まり、会場でもナゾを解いている。どれだけナゾが好きなんだ! と(笑)。私は、ゲーム中で自分の声を早く聞きたいので、誤解を恐れずに言うのであれば、ナゾが多少ジャマでしょうがない!
―― いや、誤解を受けますよ(笑)
大泉さん レイトン教授は、あっさり「簡単さ」とか言っていますが、私には全然分からない(笑)。ナゾもさることながら、ストーリーもぜひ楽しんでいただきたいですね。今回、この会場で渡部さんと初めてお会いしたのですが、大変紳士でいらっしゃいまして。例えばエレベーターに乗るとき、ずーっと渡部さんが止めてくれるんです。本来は私がその役目をやりたいところなのですが、渡部さんが先にやってしまう(笑)。デスコールがエレベーターを止めて、みんなを誘ってくれるんですよ。それを見た真希さんに「どっちが英国紳士なんですか」と、厳しいことを言われてしまいました(笑)。今このステージ上で僕はボロ負けしているかもしれませんが、ゲーム中でのレイトン教授は負けていませんので!
ちなみに、「レイトン教授」は、画面上にさまざまなナゾがちりばめられている。そしてこの発表会でも、映画「レイトン教授と永遠の歌姫」にちなんだ新たなナゾが仕掛けられていた。ヒントは、ゲストの名前の頭文字。これを順番に並べると“WHO AM I”という英文になる。このIに該当する人が、映画の特別ゲストだという。その答えは、12月1日に行われる完成披露試写会にて発表されるとのことだ。
続いて、大泉さんと堀北さんによる、一足早いゲームプレイが行われた。用意されたナゾを1問ずつ解いてもらうという内容で、ナゾが苦手な大泉さんは手に汗をかくほど緊張していた様子。だが無事に2人とも正解し、先ほど“ナゾがジャマ”発言をした大泉さんは「無事にナゾを解いて、レイトン教授に何か言われると、ものすごく嬉しいですね! ナゾ、面白いかも!」と、改めて本作の魅力に開眼していた様子だった。
日野社長は「本日はシリーズのナゾを監修している多湖教授もいらっしゃっていて、先ほどナゾが面白くないと言われて、多湖教授がお怒りになったらどうしようかと思いました(笑)」と少々困惑していた。それに対して大泉さんは「いや、面白くないとは言っていません! 解けないから悔しいのです!」と反論、会場は終始大泉さんのトークに盛り上がっていた。
最後に、本作のエンディングテーマを担当する安藤裕子さんがゲストとして登場。エンディングテーマ「Paxmaveiti ラフマベティ」のライブを開催してくれた。
なお来場者には、おみやげとして「レイトン教授と魔神の笛」ソフトが渡された。発売前日にプレイできるとあって、ファンはこの上ないプレゼントになったことであろう。
「レイトン教授と魔神の笛」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー |
発売日 | 2009年11月26日 |
価格(税込) | 5040円 |
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