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初の大型アップデートで何が変わる?――「Ys Online 〜古代シーマの鼓動〜」先行プレイリポート(2/2 ページ)

12月中に大型アップデートを控える、CJインターネットジャパンが運営するオンラインRPG「Ys Online(イースオンライン)」。12月8日〜12月15日には新バージョンの一般向け先行体験会が予定されているが、それに先駆けてメディア向けの体験会が行われた。そこで明らかになった、新たなイースオンラインの魅力を紹介しよう。

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市民の心強い味方、神聖騎士団登場!

 「イースオンライン」は、社会人プレイヤーが多いせいか、PK(プレイヤーキラー/キリング)が一時期大きな問題となったそうだ。今はPKシステムを縮小しているだけだが、今度の大型アップデートでは“神聖騎士団システム”というものを搭載し、しっかりとした対策を取るらしい。これはPKを繰り返し、名前が赤く表示されている状態、通称赤ネームのプレイヤーを対象としたシステムで、赤ネームのプレイヤーは神聖騎士団というNPCに追われ、制裁を受けることになる。

 各町や拠点に配備される神聖騎士団の攻撃力は凄まじく、逃げ切るのは非常に困難である。神聖騎士団に倒されたプレイヤーは新エリア“暴れ者たちの隠居地マカン”に送られる。なお、そこから脱出するには98000ゴールドと大金が必要となり、PKをする人には相応のペナルティが与えられるシステムとなった。しかし、PKをする人もゲームを楽しんでいる人の一人であるため、今後はこのシステムを拡張し、PKする人専用のクエストを配信したりと、スリリングなゲームを楽しむ人専用のコンテンツを盛り込んでいく予定もあるそうだ。

神聖騎士団の探知範囲は広く、ちょっと離れているくらいでは見つかって追い回されてしまう

日本主体の運営、開発に――イースらしさを求めて

 今回お話をしてくれた秋山氏は「今後の運営は韓国主体ではなく、日本を主体に行っていく」と何度も強く語ってくれた。先行実装が韓国のサービスになるか、日本のサービスになるかは分からないが、今後のシステム開発やストーリーの展開に関しては、全て日本を基軸に行っていく予定であるとのこと。また、それに伴い“イースらしさ”“ファルコムらしさ”というものを追求し、より多くのプレイヤーに楽しんでもらえるようなサービスを行っていく旨も熱く語ってくれた。

 また秋山氏は「ソロでプレイをする人が多いイースオンラインだが、今回実装される結婚システムや師弟システムを通して、ゲーム内のコミュニティーを大きくしたい」という希望も語っており、これからも様々な展開を見せてくれそうだ。

 今回紹介したアップデート内容のうち、パッケージ購入者限定のサービスは、レベルキャップの開放(Lv85まで)と新エリア“シーマ島”“力の塔”“アルベイン寺院”、新システム“結婚/離婚システム”“師弟システム”。また購入特典として、MP回復アイテム“精神の輝水セット”と専用アバター“ゴシックコスチューム”がついてくる。購入しなかったらと言って大きく損をする内容ではないが、イースオンラインをより楽しみたい人は、是非購入してみるといいだろう。パッケージはコンビニや家電量販店の他、e frontierAmazon.co.jpでも購入可能。

  • 商品名:「Ys Online 〜古代シーマの鼓動〜」プレミアムパッケージ
  • 発売日:2009年12月25日(金)
  • 価格(税込):3990円
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