「torne」はテレビの未来を変える黒船か? 「torne」体験会で見たこと、感じたこと:torne(トルネ)体験会(3/5 ページ)
プレイステーション 3に接続することで、地上デジタル放送の視聴や録画が可能となる、PS3専用地上デジタルレコーダーキット「torne」。その体験会が、SCEJにて開催された。そこで初めて分かったことがある。
番組表
番組表では、最大1週間先までの番組情報を見ることが可能。キビキビとレスポンスよく動いてくれるインタフェースと、カラフルで見やすいレイアウトのおかげか、テレビやレコーダーなどに内蔵された番組表機能に比べて、かなり使いやすい印象を受けた。
表示範囲はLRボタンで切り替えることができ、最大までズームアウトした場合、9チャンネル・24時間分の番組を1画面で見ることができる。さすがにここまでズームアウトすると文字もだいぶ小さくなるが、視認性はそれほど失われておらず、十分実用の範囲内だと感じた。番組を選んで○ボタンを押せば、その場で番組情報の確認や、録画予約などの操作を行うことも可能だ。
番組検索
番組表からではなく、ジャンルやキーワードといった情報から番組を見つけたい場合はこちら。ジャンル、キーワードはすべて埋めなくても、ひとつでも入力すれば瞬時に該当する番組がリストアップされるため、これも触っていて非常に気持ちがいい。「映画やアニメはとりあえず全部録画しておきたい」とか、「広末涼子が出演している番組だけをリストアップしたい」といった場合など、大いに役立ってくれそうだ。
ビデオ
「ビデオ」機能では録画した番組を管理・視聴することができる。サムネイルを見ながら好きなシーンにジャンプできる「シーンサーチ」をはじめ、音声付き速見再生(1.5倍速)や、最大120倍速まで可能な早送り/早戻し機能など、プレーヤーとしての機能は必要十分で、特にシーンサーチ時のサムネイル生成スピードはさすがPS3。リアルタイムで生成しているにもかかわらず、瞬時にサムネイルが表示されるのには驚かされた。
ビデオはDRモードでの録画が可能で、最大1800本まで管理することが可能。HDD間のビデオ移動や、PSPへのビデオ書き出しといった操作もここで行う形となる。なお「torne」で録画したビデオをXMBの「ビデオ」で見たり、逆にHDDなどに入れた動画を「torne」で見たりすることはできないので注意してほしい。
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