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気になる新作タイトルが盛りだくさん!! EA Tokyo Showcase 2010で発表された数々のタイトルを一挙紹介(3/3 ページ)

東京ゲームショウ2010を翌日に控えた9月15日、京王プラザホテルでエレクトロニック・アーツの新作カンファレンスが行われた。EA最高執行責任者のJohn Schappert氏も登場した今年のEA Tokyo Shoucase2010では、グラスホッパー・マニファクチュアが開発を行う「シャドウ オブ ザ ダムド」をはじめ、さまざまなタイトルがお披露目された。

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アリスが妖艶な美しさをまとって帰ってきた――「Alice Madness Returns」

 独特な世界観と、味のあるキャラクターデザインでいまなおカルトな人気を誇るアクションゲーム「アリス イン ナイトメア」。その制作者American McGee氏が大きな拍手とともにステージに上がりプレゼンを行ったのは、その続編となる「Alice Madness Returns」だ。

 現在、上海で開発を行っている、というAmerican McGee氏は、前作とおなじく、ルイス・キャロルのオリジナル版「不思議の国のアリス」から本作を作り上げたというが、そこで上映されたトレイラームービーは、やはりファンの期待を裏切らないクオリティとなっていた。

 巨大な赤い目を持ち、ツメで歩くティーポットに、これまた巨大な肉切り包丁で斬りかかるアリス、いい具合に顔にトライバル柄の入ったチェシャ猫、そしておそらく、マッドハッターらしきキャラクターが映し出され、これまた会場は大きな拍手に包まれた。

 現在のところ、日本を含め、発売日などは未定ということだが、今後の動向が気になるタイトルと言えるだろう。

アダルトな雰囲気をまとうアリス。このシーンを見ているだけでは、普通のアクションゲームのようだが
ナイフを片手に髪を振り乱してティーポットに襲いかかるアリス……。子供が見たらトラウマになるレベルだ

巨大なブッチャーナイフに返り血を浴びているアリス…………。これこそが、American McGee氏のMadnessな世界の真骨頂
なんだかそのまんまな「マッドハッター」。今回もかなりキているキャラクターデザインにファンは大喜びだろう


本作のプレス資料で公開されたコンセプトアート。不思議の世界へと落下していくアリス、そして、家になってしまったアリス、ティーポット渓谷、そして、不思議の国のアリスのキーキャラクター、ホワイトラビットが描かれている。いずれも、独特の世界観に味付けされていることが分かる


最高のアクションスリル。スタイリッシュな音楽との絶妙な融合がうかがえる「Shadows of the DAMNED」が初公開

 グラスホッパー・マニファクチュアの須田氏とTangoの三上真司氏がタッグを組んでが開発を行う新作アクションゲーム「Shadows of the DAMNED」は迫力のあるアクション・スリル、そしてロマンスを秘めたタイトルだ。「男は愛のためならば、止まることはありません。どこへでも行きます」と須田剛一氏が言うように、愛する女性を救うため、主人公ガルシア・ホットスパーが音速の向こう側にあるという地獄へ乗り込む。

 「須田剛一氏の特徴であるパンクロックなエッジ、スタイリッシュな表現が他のアクションゲームと違うところだ」と、共に開発にあたっている三上真司氏の言。しかし、いくらスタイリッシュで素晴らしいゲームプレイになったとしても、最後にそれがいい音楽で遊べないと完成とはいえない。そこで須田剛一氏と三上真司氏は「それが出来るのは一人しかいない」と、山岡晃氏に本作の音楽を依頼、氏の才能を存分にこのゲームにつぎ込んでもらったという。

 山岡氏も本作の個性的な雰囲気を強く気に入っており、「自分の経験を活かして何か出来れば」と、全力で挑んだ様子。残念ながら、現時点で多くのことは話せないらしい……のだが、本作は来年夏の発売を予定しているとのこと。今後さらに公開されるであろう情報が待ち遠しい一本だ。

デーモンハンターを生業とする主人公ガルシアは、恋人を助けるために地獄の奥深くへ突き進んでいく
地獄で待ち構えているであろうデーモン。須田氏曰く「グロテスクで倒しがいのある敵」
須田剛一氏、三上真司氏、山岡晃氏の三人は、非常に楽しそうに「ダムド」について話していた。

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