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マルチで展開週間ゲームソフト販売ランキング

「実況パワフルプロ野球2011」がPS3とPSP合わせて約19万本と、さすがの貫禄で発売初週を迎えております。

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 PS3「実況パワフルプロ野球2011」を筆頭に、PSP「太鼓の達人ぽーたぶるDX」、Wii「イナズマイレブン ストライカーズ」、PSP「実況パワフルプロ野球2011」、DS「ぷよぷよ!!(限定版含む)」、3DS「スターフォックス64 3D」、PSP「アンチェインブレイズ レクス」と新作が並んでいます。

 「実況パワフルプロ野球2010」から、PS3とPSPで展開している「実況パワフルプロ野球」シリーズが両方ランクインしています。こうしたマルチプラットフォームで展開するタイトルは多々ありましたが、発売された後、時を置いて他ハードに移植される場合は難しい点もあるようです。最近、PS3での発売が発表されたバンダイナムコゲームスの「アイドルマスター2」は、従来のユーザーの一部がブログやSNSなどで移植について苦言を呈しているようです。

 「アイドルマスター」に限らず、当初からマルチで展開していたのならば受け入れられるとは思いますが、ハードそのものを移行したり、あとから完全版として移植されたりするとこうした意見が多く出ることがあります。メーカーとしては、あくまでも商売ですので、売れるであろうハードや展開しやすいサービスへの移行は仕方ないことでしょう。タイトルそのものが売れないと新作は作れなくなるでしょうし、とはいえファンをないがしろにするわけにもいかないというせめぎ合いがあると思います。

 「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズなどの人気作でもハードを移行しながら発展してきました。しかし、マルチに展開したり、ハードを移行することで成功したタイトルもあれば、その影でひそかに消えていったシリーズも多くあります。面白いタイトルは支持され、なにかしらの形で残っていくものです。ゲーム市場が縮小していく中、多くのタイトルが製作され世に送り出されることを願う意味でも、この判断が間違いじゃなかったといわれるような結果を残してもらいたいものです。

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