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気になるブースをピックアップで紹介!――第49回アミューズメントマシンメディアショーへ行ってきましたアミューズメントマシンショー

「TGSもAMショーも同時に回るなんて無理だよ!」なんてあなたのため、代わりに調べておきました!

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 TGS2011との併催となった今回のAMショー。あちらにこちらにと足が伸び、チェックし忘れてしまったポイントはないだろうか? そんなあなたに、AMショーの全体像をピックアップしてお届け! まずは、各有名企業をピックアップして紹介してゆく。

大型筺体で視線を独占! 「SEGA」ブース

 昨今は、ゲームセンターの顔として君臨している「StarHorse」シリーズや、「三国志大戦」および「戦国大戦」で高い業績を残しているセガ。今回もまた、新たな大型筺体を投入してきた。

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 今回の目玉となるのは、先ほど名前が出た「StarHors」シリーズの最新作である「StarHors3 Seasonl A NEW LEGEND BEGINS.」だ。しかし、個人的にはこちらを強く推したい。新たに投入される体感型シューティングゲーム「OPEATION G.H.O.S.T.」を!

 一般的にこういったタイプのシューティングゲームは、演出の差はあれど「レールに沿って同じパターンで出現する敵を倒すだけ」というものが多い。そんななか本作は、リアルタイムで戦況が変化し、仲間に出す指示で戦いの命運が決まるという、戦略性の高い作品となっている。

 試遊した感覚も良好で、画面外の演出も非常に美しい。今後ゲームセンターで見つけたらぜひプレイしてほしい逸品。

 そのほかにも、メダルゲームやプライズ機を中心に、多くの新作ゲーム機を出展しており、そのほぼすべてが試遊可能だった。

画像 「StarHors3 Seasonl A NEW LEGEND BEGINS.」
画像 「OPEATION G.H.O.S.T.」

最強の子供向けゲーム機をもつ「バンダイナムコ」ブース

 数年前の「昆虫王者ムシキング」を皮切りに、多くの子供向けアミューズメント機器にて、大きな成功を収めてきたバンダイナムコゲームスの次の一手は「ダンボール戦記」だった。

画像画像 見本台の脇には2メートル近くある巨大なLBX「アキレス」が立っている。圧倒の迫力!

 試遊ができないためにどういったゲームかはお伝えできないが、現在のダンボール戦記の人気を考えれば、ヒットは必至だろう。

 そのほかの出展も、やはりポケモンを題材にしたメダルゲームといった子供向けのものが目立ったが、一部では「湾岸ミッドナイト4」や「鉄拳 TAG TOURNAMENT2」の試遊台のような、高年齢層向けの作品も用意されていた。

画像 「POKEMON Medal World」
画像 「鉄拳 TAG TOURNAMENT2」

押しも押されもせぬ大御所「タイトー」ブース

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 去年にはアーケード専用のネットワークシステム「ネシカ クロスライブ」を発案、普及させたタイトー。たった1年のうちにアーケードの環境を激変させたこの規格に、今回は新しく以下のタイトルが追加される。

  • 格闘ゲーム:「P4U - ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ -」「ブレイブルー CONTINUUM SHIFT EXTND」「サムライスピリッツ閃」「エヌアイン完全世界」「デモンブライド」「アルカナハート2」「アルカナハート2 〜転校生あかねとなずな〜」
  • シューティングゲーム:「雷電III」「雷電IV」「HOMURA」「トラブルウィッチーズ」

 その他にも、タクトを使って指揮を楽しむ音楽ゲーム「マジカルミュージック」や、子供に人気のホッピングやキックボードを使った「ホッピングロードキッズ」、「キックスルーレーサーズ」なども人気を集めていた。ひとところに留まらず、さまざまなジャンルの作品を出展しているようだ。、

画像 「マジカルミュージック」
画像 「ホッピングロードキッズ」と「キックスルーレーサーズ」

まだまだ終わりじゃない! アーケードゲーマーなら思わず驚く商品がいっぱい!

 大型ブースの紹介はこれで終了だが、AMショーの楽しみは大型ブースのみならず。小さなブースにも、細やかな技術と驚きが詰まっているのだ。

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 こちらは、アーケードスティックやボタンの制作をしているセイミツ工業のブース。秋葉原や日本橋の電気街などでバラ売りされているボタンやレバー、その周辺の工具などが展示されている。

 かく言う筆者も、レバーはセイミツ派だ。シューティングゲームや格闘ゲームを家で遊ぶプレイヤーならば、いずれボタンやスティックの交換は経験することになる。

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 少し毛色の変わったものでいえば、AsahiSeikoのゲーム決済システムだろう。店ごとに用意されたカードやコインに、使用するだけのクレジットを入金、管理するシステムだ。

 実際の貨幣を使わないため、両替の手間も省けるうえに、アミューズメント施設側の作業経費も削減できる。さらに、これまでは不可能だった10円単位の値下げも可能になるのである。現在、一部のゲームセンターのみがこの方式を採用しているが、これは非常に快適だ。少々お金を使いすぎやすいが、そこは自己責任ということで……。

 ここまで、AMショー内で目立っていた点はピックアップしてきたが、これ以外にもいろいろな企業が出展している。一般公開日が17日からなので、お暇な方は足を運んでみてはいかがだろうか。

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