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TGS会場に怪しい覆面男が出没!? ゲイムマンのブースで「横浜妖精奇譚」を遊んでみたTGS2011

ITmediaガジェットでも記事連載中のゲイムマンが、なぜか東京ゲームショウに出展中。いったい何を展示してるんですか?

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 モバイル&ソーシャルゲームコーナーを歩いていたら、なんだか不思議な雰囲気のブースを発見。展示物はなぜか模造紙にマジックで手書き、ブースのド真ん中には「昭和61年の世界へようこそ!」。あ、怪しい、怪しすぎる……。

 極めつけはブース中央に立っている、怪しいマスク姿の……って、もしかしてゲイムマン!? なんでゲームショウに出展してるの!?

「携帯電話向けに『横浜妖精奇譚』というアドベンチャーゲームを配信していて、それを出展してるんですよ」

 そ、そうだったのか……。あるときはゲームライター、またあるときはゲームクリエイター、そしてまたあるときは東京ゲームショウの出展者。ゲイムマン、一体何者なんだ……。

画像画像画像 やたら手作り感溢れるブース、そして謎の覆面男。怪しい、怪しすぎる!

 展示されているドット絵やキャラクターは「横浜妖精奇譚」内で使われているもの。1つひとつにゲイムマンによる手書きの解説が添えられている。

 内容は昭和61年の横浜を舞台とする、昔ながらのコマンド選択式アドベンチャーゲーム。いま気付いたけど、グラフィックのレトロさと、ゲーム内の時代背景がちゃんとリンクしてるんですね。限られたドット数をうまく使って、山下公園や中華街といった横浜の風景を再現しているのも、しょっちゅう取材旅行に出ているゲイムマンらしい。ついでにゲイムマン本人も、ゲーム内にちゃっかり登場しています。

画像画像画像 実際にちょっと遊ばせてもらいました。まさに古きよきアソベンチャーゲームといった感じ

 またブースの左半分には、釜石や気仙沼といった東北の取材写真が。こちらは「横浜妖精奇譚」の続編として考えているという、「みちのく妖精物語」の資料写真なのだそう。3月11日の震災後、自分にも何か被災地のためにできることはないだろうか――と考えた末、次回作の舞台を東北地方にすることを思いついたのだそう。

「うまく行けば東北地方の観光PRになるし、うまくいったら売り上げを義援金として送ったりもできる。いつの日か東北の被災地が、ここの写真のような姿に戻れるようにという願いも込めて展示しています」

 続編についてはまだあくまで予定とのことだが、ぜひ配信された際には遊んでみたいと感じた。「横浜妖精奇譚」はdocomo、ソフトバンクの携帯電話向けに配信中(315円)で、Androidでもリリース予定とのことだ。

画像画像画像 東北にもちょくちょく行っているゲイムマン。写真は震災前に撮ったものだそうです

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