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実走可能な最古の国産バス「スミダM型バス」 いすゞブースで参考出展東京モーターショー2011

経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されている「スミダM型バス」が東京モーターショー2011で展示されている。

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 エメラルドグリーンに輝く車体が80年も前のものとは思えないほど美しい――12月3日から一般公開が始まる東京モーターショー(東京ビッグサイト)のいすゞブースで、現存する実走可能な最古の国産バス「スミダM型バス」が参考出展されている。

 スミダM型バスは1932年、いすゞ自動車の前身である石川島自動車製作所が製造した乗り合いバス。車名の「スミダ」は当時隅田川沿いに工場があったことから名付けられた。水冷式直列エンジンを搭載し、最大出力は40馬力。車両重量は2.3トンで乗車定員は20人。経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されている。

 外装だけでなく内装も床から座席まできれいに修復されているが、運転席の近くに取り付けられた金属プレートの傷が時代を感じさせる。運転席には床から伸びたシフトレバーとハンドルバー、時速50キロまで書かれた速度計などが設置されている。

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